「お盆玉」一体、誰が何のために始めたの? | なぜ売れた?ヒットの裏に何が? 広告のプロがマーケティング視点で、成功の秘訣を勝手に考察中

なぜ売れた?ヒットの裏に何が? 広告のプロがマーケティング視点で、成功の秘訣を勝手に考察中

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さて、今年のお盆も終わりましたね。


昨年に続き、コロナ禍で二度目となるお盆。


帰省される方も、昨年より多かったのではないでしょうか。



近年、メディアでよく聞く「お盆玉」ご存知ですか?


一言でいえば、お盆版のお年玉のイメージでしょうか。。



〝一体、誰が何のために、こんな風習を考えてくれたの!?迷惑してます!〟



と思っていらっしゃる方々(あげる側)も多いのではないでしょうか?笑




でもこれ、由来を調べると面白いです。



そもそも、江戸時代から一部の地域では「お盆お小遣い」なるものがあったそうです。



それを、ある時、誰かが「お盆玉」と名付けた。



これ、誰が、何のためにしたと思いますか?



答え)

とある紙製品メーカーが、お年玉のポチ袋に次ぐ商機拡大のために、


郵便局とタッグを組んで「お盆玉」としてネーミングし販売を始めた、そうです。




郵便局と協力した点も大きかったでしょうが、ネーミングって超大事だな、



と、私はつくづく思います。



このネーミングがあるから「それ何?」ってなるし、メディアにも取り上げられる。



このワードを使う人(あげる側の祖父母や、貰う側の孫)にとっても、



このネーミングのお陰で、会話に取り入れやすく、かつ実践しやすくなりますよね。




ネーミングによって、人の意識が変わる、行動が喚起される、習慣が作られる事例はたくさんあります。



3密

インスタ映え

爆買い

倍返し



これらは、近年の流行語ノミネートワード。



そして古くは、


朝シャン、婚活女子、イクメン、リケジョ、、



などなど。


私の語彙力の問題でここまでにしますが(汗)、きっと挙げればキリがないですよね。




もしあなたが広めたいモノや活動があったら、ぜひユニークなネーミングにトライしてみてください。



どんなに言葉を尽くして説明するよりも、きっと効果がありますよ♪




本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました! m(_ _)m