パワーポイントエキスパートの井上直亮です。
このブログでは、私が指導しているパワーポイント講座
の中でも、
初心者の方からの質問が多い、操作方法や機能について、
少しずつ解説していきます。
今日のテーマは
「パワーポイントのファイル形式の違いについて(2)」です。
前回の記事
では、パワーポイント関連のファイル形式の中で、
「まずはこのファイル形式のことを理解しておきましょう」
というものの中から、
(1).ppt
(2).pptx
の2つのファイル形式について解説しました。
今回は、
(3).pps
(4).ppsx
これらのファイル形式について解説したいと思います。
パワーポイントを使ってプレゼンテーションをする際、
「スライドショー」という機能を使用します。
※スライドショー機能の詳細については、別の機会に解説します。
そのスライドショーを開始する際、
通常であれば、パワーポイントファイルの編集画面を表示して、
「スライドショーの開始」ボタンや、「F5キー」を押すなどして、
スライドショーを開始します。
これに対して、パワーポイントファイルの編集画面を表示せず、
いきなりスライドショーとして表示させることができるのが、
この「.pps」形式のデータなのです。
↓ppt形式のアイコン画像(上)とpps形式のアイコン画像(下)
ファイルをダブルクリックで開くだけで
すぐにスライドショーが開始されるため、
プレゼンテーションをスマートに始めることができます。
パワーポイントの「ノート」の機能を使って、
プレゼンで話す内容等をメモしている人は、
プレゼン本番では、このpps形式で書き出したデータの活用をおすすめします!
「ノート」機能にメモしたことを相手に見られることがありませんので、
ppt形式のデータは自分の原稿(台本)用、
pps形式で書き出したデータはプレゼン本番用、
としておけばわかりやすいですね。
次に、pps形式のデータを作成する方法です。
作成したパワーポイントのデータ(ppt)をパワーポイントで開きます。
「名前を付けて保存」のメニューを選択し、
保存するファイルの種類を「スライドショー(*.pps)」にして保存するだけです。
これで、ppt形式のファイルとは別に、
pps形式のファイルが作成されます。
(元データのpptファイルの内容を更新した場合は、
都度pps形式でデータを書き出しておくことをおすすめします)
そして、「.ppsx」形式のデータですが、
これは前回の記事
と同様、パワーポイント2007以降の
標準的なスライドショーの保存形式です。
パワーポイント2007以降のppsx形式で作成したデータについても、
pps形式で書き出した場合や、バージョン2003以前のパワーポイントで
読み込んだ場合、一部の画面の切り替え効果や、アニメーション効果などが
ちゃんと表示されませんので、問題が起こらないよう、
プレゼン本番で使用するパソコンにインストールされている
パワーポイントのバージョンの確認をしておくようにしましょう。
今回はここまでです。
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私が指導するパワーポイント講座(個人指導)
は、
「パワーポイント操作が全くわからない」といった初心者の方や、
「基本的な操作はわかるけど、いまいち使いこなせていない」
といった中級者の方にも、パワーポイントの“面白さ”を
感じていただきながら楽しく、そしてスピーディーに学んでいただいています。
さらに、個人指導の形式ですから、受講者のスキルレベルに合わせた、
最適な指導を行い、小さな疑問にもすぐお答えできる態勢を整えています。
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法人エフピー株式会社「パワーポイント個人指導係」(担当:井上)
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!