社員研修を勉強するブログ -2ページ目

ソーシャルメディアへの企業の対応について

本日はソーシャルメディアに関してのTOPICを
取り上げます。


詳細は、下記に譲りますが、

日本でソーシャルメディアへのアクセスをブロックしている
企業は92%と非常に消極的なことが今回の統計でわかりました。


リスクという点は、企業が存続していくうえで、こういった対処は
必要なことなのかもしれません。



ただ将来性を考えたときに、この規制が負の遺産にならないかという
点は、企業として最高しておく必要があるかもしれません。


そういった意味でも一度考える時間を持つ機会を得るという意味で、
ぜひぜひご参考いただければと思います。



 セキュリティ企業の英ClearSwiftは9月6日、企業でのソーシャルメディアやコンシューマー技術の利用意識を調べた報告書「WorkLifeWeb 2011」を公開した。ソーシャルメディア利用を取り締まり強化する企業が増えていることが分かったとしている。

 調査は同社がLoudhouseに委託して6月にオンラインで実施したもの。英国と米国、オーストラリア、ドイツ、オランダ、日本の企業に所属する1529人の社員と906人の管理職から回答を得た。

 それによると、社員のソーシャルメディアへのアクセスをブロックしている企業は、2010年の9%から2011年は19%に上昇した。ドイツ(23%)やオーストラリア(21%)でブロックしている割合が高い一方で、米国では社員の積極的なソーシャルメディア利用を推奨する傾向がみられたという。

 87%の企業はセキュリティやデータの漏えいを懸念して、こうした技術の採用を妨げていると回答。特に日本ではこの割合が92%に上った。ソーシャルメディアがコミュニケーションに欠かせないと考える傾向は管理職で強く、米国や英国では前年よりもソーシャルメディアへの投資を増やすとの回答が目立った。逆にこの傾向が低いのはドイツと日本だった。

 また、管理職と社員との間で意識の差異があることも浮き彫りになった。職場でのソーシャルメディア利用について、管理職の48%が「認められている」、または「奨励されている」と回答したものの、同様に回答した社員は25%だった。職場での私物機器の使用についても、60%の企業が許可または奨励していると主張するのに対し、同様に社員は40%だった。社員の23%はソーシャルメディアや私物機器を使用することで、労働時間が長くなるだろうと回答した。

 セキュリティ面では管理職の50%が、「社員が明らかにセキュリティ上の懸念」だと考える傾向が強まった。これはセキュリティに無関心な社員への懸念といい、英国と米国、ドイツ、オーストラリアでこのように考える割合は、2010年の51%から2011年は57%に上昇した。

 社員では21%が「Webや電子メールを使用する際にセキュリティのことを全く考えない」と答え、31%は「セキュリティは雇用主の責任」と答えていた。この傾向はオーストラリアで高く、38%は「会社の責任である」とした。日本では21%だった。

 企業がより厳しいソーシャルメディアのガイドラインを導入すれば、社員の26%が「やる気を失う」、14%が「ポリシーに対処しようとする」、3%が「退職を考える」と回答し、会社に対する不信感が強まる可能性が想定されるという。

 同社の最高執行責任者アンドリュー・ワイアット氏は、「企業は世間の注目を集めた情報漏えい事故に反応して、職場での使用状況にますます神経質になっている。新しいコミュニケーションチャネルを受け入れるより、取り締まりを強め、過剰に防御を固めているが、これでは潜在的な成長への道をふさいでしまう」とコメントしている。


[参照:ソーシャルメディアに消極的な企業、日本とドイツで多数――ClearSwift調べ ◆ITMedia◆]


仕事ができるビジネスマンとは??

本日は、誰もが思う、「仕事ができる人」ということに
関して、考察した記事のご紹介。


社内の人はもちろんですが、社外でお会いする
人に対して、

「この人仕事できるな」

と思う人はいると思います。


私自身もそう思った人の要素を洗い出し、
真似しようと思ったりと日々やっているものです。


本日はそんな内容に関しての記事をご紹介。


採用や研修に携わる方は、自身の理想のビジネスマン像という
ものをもっているかと思います。


そのひとつの参考にしていただければと思います。


僕は意外とジブンは古い人間なんじゃないか、と思うことがたまにあって、学生時代から「仕事がデキる人」っていうイメージもずいぶん典型的なものを持っている。

何らかの目標を持っていて、スーツをバリっと着こなし、完璧なタイムマネジメントのもと、数々のプロジェクトを平行して進め、交渉やプレゼンの場では遺憾なくその話力を発揮し、メンバーから尊敬されるリーダーシップを持ち・・・というような典型的なイメージ。


そのイメージがあるので、ジブンが「この人仕事デキるなー」と思うときは、上記のイメージにダブる人が多いし、そういう人になりたいなぁ、と思って仕事してきました。ただそうじゃない部分に適用することがすごく大切だな、と感じることも。


僕と同じようなイメージを持ち、それに向かってジブンの能力や経験という資産を築いてきた人はたくさんいると思う。そういった能力や経験を蓄積すればするほど、その「デキるイメージ」に対する思想が生まれ、こだわりが強くなる。


一方で、例えばこんなこともある。僕の属しているサイバーエージェントという会社は人材の内部流動性が高い。もちろんずっと同じ部署にいる人間もいるにいるだろうが、かなり動きやすい環境にはあると思う。僕自身、入社5年半で7回部署異動をし、大きく自身のキャリアを1回変えている。

そのような中で見事な「転身」をする人間がいる。今までの部署では良くて「普通」の評価だった人間が、全く別の事業部に移動することで一気に能力を開花させる。・・・開花というとちょっと違うかもしれない。まさに「水を得た魚」というのはこういうことか、と。そういうシーンを最近よく見るようになった。

つまり「環境」に対するその人間の特性やスキルセットの合致性、であって、さらにはその「環境」における努力によるもの。そしてこの場合の「環境」は事業部の変化によるものだが、マーケット全体がそうなることも考えないといけない。

例えば今までのメディア制作のルールで「デキる人」やIT周辺領域で「デキる人」がGREEのような会社でコンテンツプロデューサー職について「デキる」というわけではない(もちろん「デキる」ということもあると思う)。ルールが変われば、「デキる」が変わる。そしてそういった事業体がマーケットを支配するようになれば、ジブンも変わらなければいけない。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」

という言葉ある。ダーウィンが「種の起源」の中で言ったとされることがだが、実は「種の起源」の中にこの記述は存在しないし、彼がこの発言を言ったかどうかはわからない。おそらく後世の創作だする意見が主流だ(IBMのガースナー氏がダーウィンの「種の起源」の一節として引用した言葉という説が有力。その後、識者が同書を調べてみたところ該当箇所がなく議論を醸しだしたという)。

ただダーウィンがこの言葉を発していないからと言って、別に間違っているわけでもない。変化を拒む者に対する継承として見事に言い当てた言葉だと思う。また一方で、変化に対応するだけが脳でもない。きちんと歴史に学び、先人に学ぶことは最も大切なことの一つだとも思う。というか、歴史や先人から何も学ぼうとせず、新しいことだけを主張する若手はどちらかというと嫌いだ。

ただ過去の蓄積があればあるほど、こうした環境の変化に対しては硬直的になる。今までの経験や蓄積はもちろん財産だが、改めてゼロベースで体当たりすることが重要だと思う。広告業界もメディア産業も大きくルールが変わる。もちろん変わらない根幹の部分もあるが、変わるところはグッと変化する。そう感じる機会が、最近多くなってきているのでした。



[参照:【メモ】「仕事がデキる」の定義。 ◆impresario◆]

職場でのマナーについて

本日は、職場でのマナーについての記事のご紹介。


人は一人で仕事をしているわけではありません。

そこには、相手がおり、その相手といかにコミュニケーションを
取って、仕事ができるかというのが大事です。


本日はその辺のノウハウ的な記事をご紹介。

ぜひぜひご参考ください。



 近年、パワーハラスメントへの懸念や個人の仕事量が増加していることなどから、部下・後輩に対して、マナーの5原則(表情、態度、挨拶、身だしなみ、言葉遣い)や報告・連絡・相談などに関する業務上の注意事項を、上司・先輩の側から言えない、言わない傾向にあります。そのような上司、先輩方のお気持ちはよく理解できます。ストレスを抱えることも多々あるのではないかとお察しします。

 私は社内の部下・後輩に対する指導、教育には時間と労力(エネルギー)をたくさんかけてきました。しかし、それを行っても相手に受け入れるマナー力(=人間力)がなければ、指導も水の泡になります。これは私自身、経験してきました。このようなときは、ついつい相手を批判しがちですが、自分の伝え方に問題があったのではないか、と私は考えるようにしています。

 読者の皆さまと私の立場は異なる場合もあるかと存じますが、社内のコミュニケーションで問題が起きたとき、私が実践して成功した例をお伝えいたしましょう。


上司・先輩が見本を示す
 まず、相手に自分の伝えたいことを受け入れてもらえるために、徹底的に「マナーとは何か」(決して「形」ありきではないこと)を常日頃のコミュニケーションを通じて相手に理解してもらうようにしています。そして、マナーの世界の『先手必笑』を自分から表現するように意識し、努力をしています。

 実は、部下・後輩の人たちの中には、言われなければ分からない、気がつかないことが多いのです。言われれば素直に受け入れ、実践するのですが…。それは、上司や先輩たちの伝え方次第なのです。

 ただ単に注意点だけを伝えては、そこは“無味乾燥地帯”となります。そうなった職場には、ポジティブでプラスの空気が流れません。そこで、具体的に私が行っていることは、電話でもeメールでも、必ず部下・後輩に対して「○○さん、お疲れさまです」からスタートします。マナーの基本5原則を上司・先輩からまず徹底し、見本を示すのです。理由は2つあります。


 まず、第1に、部下・後輩は分からないことは分からない。なので、したくてもできない。だからこそ見本を示し、教える必要が上司や先輩にはあります。そして、第2に、部下・後輩は自分のことはさておき、相手のことはよく観察しています。従って、注意を受けるときに、心の中で「でも先輩だってやってない」とか「だけど部長だって、できてないじゃん」(前回お伝えしました「Dワード」ですね)、などと思われないようにするためです。このように思われてしまっては、せっかく時間と労力をかけて伝えたこと、注意したことを実践・実行してもらえません。

 上司、先輩は単に嫌いな相手だから、という理由で感情的に注意するわけではありません。それは、会社のため、そして、あなた自身のためを思って伝えていると理解しましょう。もちろん、上司・先輩も同じように、相手のためを思う真剣な気持ちで伝えなければ、相手には伝わりません。このような気持ちなしでは互いに理解できない、また、理解しようともしないコミュニケーションになります。それは論外ですね。

 お互いにコミュニケーションを先手で行い合える人間関係、職場環境になるよう、ぜひ日々の仕事にマナーコミュニケーションを取り入れてみて下さい。今すぐに実践できる方法を以下に述べます。

相手のアクションを起こす“ハンバーガー話法”
 具体的に行うコミュニケーションとして、まず表情です。以前にもお伝えしたとおり、あなたの表情によって、相手の反応が変わってきます。自分の伝えたいことを受け入れてもらい、改善してもらうためにも、まずは、良い表情を心がけましょう。

 それから話し方。ここで“ハンバーガー話法”という話し方を紹介します。優しい声のトーンで「○○さん、ちょっといいですか?」と相手の都合を伺ってから話を始めましょう。そして、その人に注意したいこと(=マイナス情報)をハンバーガーの“具”と仮定し、ハンバーガーの上と下の“パン”を期待や励ましといったプラスの情報とします。要するに、注意するとき、指摘するときは、「褒める+叱る+励ます」の3ステップを踏みましょう。たとえば、

ステップ1:○○さん、先ほどの電話の件、ありがとう。
ステップ2:ところでね、昨日、非常階段の鍵が施錠されていなかったんだよ。物騒な世の中で、何が起きるか分からないから、帰るときには鍵を閉めてね。そういう点にも気を配ってくれると助かるんだけど。
ステップ3:よろしく頼むね。職場の安全のためにも、お願いします。


 いかがでしょうか。 皆さんはいつもこのような話し方でコミュニケーションをとっていますか? 今回の例文を分析してみましょう。まず「○○さん」と相手の名前を呼ぶところからスタート。

ステップ1:褒める(=ハンバーガーの下のパン)「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
ステップ2:注意・指摘(=ハンバーガーの具)「何が起きるか分からないから…」といったクッション言葉を使い相手の立場に立った注意の仕方で
ステップ3:励ます(=ハンバーガーの上のパン)「君のおかげで助かる。ありがとう。次回からもお願いします」という感謝と期待の言葉を伝える
 「表情」とクッション言葉を交えた「ハンバーガー話法」を常日頃から心がけることによって、企業研修でも、マンツーマン指導でも、社内のスタッフ指導も互いに心を開きあい、相手が改善していく素晴らしい体験を私は日々しています。もしも相手がプラスの方向に変わってくれたら、もちろん、「○○さんのおかげでとても良くなったよ」「○○さん、あれから改善してくれて周りにもプラスになった。ありがとう」など、感謝の言葉を伝えましょう。なぜならば、マナーはお互い様ですから。あとは、上司だからとか、新人だからとか、そのような垣根は関係なく、どちらが先手のコミュニケーションをとるかなのです。




[参照:職場でのマナーコミュニケーション(3)~表情とハンバーガー話法で伝える~ ◆Bizcollege◆]