【書籍紹介】The Non-Designer's Design Book Second Edi
【コメント】
デザイナーではない人向けのデザイン入門書です。
ポイントとして、デザインにおいては基本原則が4点あるそうです。
・コントラスト
・反復
・整列
・近接
文字のレイアウトや配置、フォントの違いで見た人の感じ方、
心理にどう影響するかが良い例と悪い例とを挙げてわかりやすく
解説されています。
特にデザインの勉強をしているわけでもないのですが、普段、
何となく感覚的に「こうしたらわかりやすいかな」と工夫していたことが
デザインの世界のルールの一部であることに納得したり、また新たに
ルールを発見することができました。
人にわかりやすく、伝わりやすく。
どんなときわかりにくいのか、伝わりにくいのか。
コミュニケーションの際に意識することは欠かせませんが、
読み手や第三者の視点を意識する勉強になります。
メールやプレゼン資料作成など、活用の場はたくさんあるので
一度読んでみてはいかがでしょうか。
<システム局 大谷 央恵>
「CMのCM」というCM
民放連が「CMの日」と定めている8月28日に向けて、
ここ最近「CMのCM」の新バージョンをよく目にします。
この「CMのCM」キャンペーンは、
生活者の視点からしたら、何のことかわかりにくいかと思いますが、
要は「CMをもう一度見直そう」という動きです。
キャンペーンサイト(こちら )を初めて訪れてみたのですが、
そこに書かれていたキャンペーンの主旨が興味深く思えました。
1953(昭和28)年に民放テレビ局が誕生してから、50年余り。いまやテレビCMは企業からのいろいろなメッセージを伝えるものとしてだけではなく、そのときの流行や文化を伝えるものとして、とっても大きな影響力を持っているのであります。でも、みんなにとっては、毎日目にすることで、あまりにも身近になり、CMへの興味が薄れてしまったのでは?と思い始めました。
(以上、引用。強調部分は引用者による)
引用部分の表現がストレートではないところに苦渋が見て取れます。
太字にした部分は、多くの人が「あれっ」と思うのではないでしょうか。
「多くの人へのリーチ」や「注目度」といった点で
いまだにTV-CMは有効な広告手法のひとつではあるものの、
「身近」でなくなっている層、TV-CMではリーチできない層が存在していることは
明らかになってきています。
CMの「広告(手法)」という側面を見るならば、
生活者に興味を持ってもらわなくてはならないのは「CM」そのものではなく、
その先の商品・サービスです。
とすると、「CMのCM」というキャンペーンは、
目的を精査しないまま、「CM」というひとつの広告手法を喧伝している点では
もしかしたら広告主の方も、生活者の方も向いていないのではないだろうか、
という考えがふと、頭をよぎりました。
「広告」を真に生活者の「身近」なものとして、彼らの心にリーチすること。
改めて、これは常に広告人が意識すべきことですね。
<メディアマーケティンググループ 新井 俊悟>

