こんにちは、
杉浦由佳です。以前、ある仕事で、
CGを使ってゲームやアニメ、映画などを
制作する会社に
14社ほどインタビューしたことがあります。
インタビューの目的は、
CG制作の技術を教える専門学校で
どんな人材を育てたらいいかを
リサーチすることです。
文科省がらみの
国の人材育成に関する仕事でした。
企業はどんな学生を採用したいと思っているのか、
専門学校でどんな技術を身につけて
卒業してほしいと思っているのかを
インタビューして回ったんです。
14社にインタビューして、
全ての企業が口をそろえて言っていたのは、
「人柄がいい人」。
いわば、スキルは、二の次。
ちょっと驚きました。
だって、技術職ですからね。
いかに技術力があるかが大事に違いないと、
リサーチする側のわたしたちは
みんな、思っていたわけです。
「人柄がいい」というのは、具体的にいうと、
やる気があって、前向きで、
周りの人たちとうまくコミュニケーションが
とれる人。
そういうことを、めちゃくちゃ重視すると
言っていました。
そうはいっても、
こちらは技術スキルの話を聞き出したいので、
本当に困りました。苦笑
「スキルとしては、こういうツールを
使えたりするといいのでしょうか?」
「こういうツールなどを使われたりしますか?」
と、なんとかして
スキルの話に誘導しようとするんですが、
「スキルはね、入ってから学べば
全然間に合うんですよ」とおっしゃる。
「それよりも、人間性。
人間性は入ってからじゃ間に合わないから」と。
とにかく、
人柄がものすごく見られているんです。
といっても、実際は、
人柄というのは
長く付き合ってみないと
わからないものですよね。
つまり、採用時点では、
「人柄がよさそう」に見える、
ということが重要なんですね。
初対面で「人柄がよさそう」と
思われるかどうかは、
面接時のコミュニケーションの印象で
決まってしまいます。
正直に、本音で話していそうだとか、
打算的ではなさそうだとか、
協力的そうだとか。
明るく前向きそう、
やる気がありそう、
話しやすい...etc。
そういったことを、なんとなく
会話の中で感じ取るわけですね。
これは、なにも新卒学生だけの
話ではありません。
どんな仕事においても
当てはまると思うんです。
私たちが、お客さんに、
商品やサービスを提供する場合も
同じです。
提供している人のスキルが高ければ売れる、
商品やサービスのメリットが多ければ売れる、
使っているノウハウが優れていれば売れる。
それだけじゃないんですよ。
「人」を見て、「人」を買っているところが
大いにあります。
直接会って話すことがなくても、
ブログやSNSの文章を読むしか
接点がない場合でも同じです。
文章には、人柄が現れます。
大切にしている信念や価値観、
仕事に対する情熱、お客さんに対する思い入れ、
そういうところにあらわれる人柄を、
読者はよく見て選んでいます。
誰が提供しているのか、
誰が販売しているのかが、
商品やサービスの売れ行きに
大きく影響します。
だから、お客さんに選ばれるには、
あなたの人柄をしっかり伝えていく
パーソナルブランディングが
欠かせないんですよ。
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