感情が動かないストーリー、どこが問題? | あなたの才能を魅力に変える「ブランドライティング」

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大手企業から中小企業、個人まで、ブランドライティングに携わってきたライティングコンサルタントの視点から、起業家に役立つ話をお届けしています。



こんにちは、


杉浦由佳です。


ブログの記事やSNSの発信の文章を
たびたび添削しているのですが、
その際に、ストーリーを伝えることが大切だ
ということをお伝えしています。


これまでの体験や経験は、
もちろん、一人ひとり違うものなので、
もっとも自分らしさが出る部分だからです。


ただし、ストーリーといっても、
起きた出来事を、ただそのまま書くだけでは、
言葉足らずです。


ストーリーと、
そのストーリーが意味するところを
必ずセットで伝える必要があります。


この2つが揃っていないと、
何を伝えたいのかわからない文章に
なってしまいます。


例えば、
「毎日毎日、朝早く出勤して、
深夜まで残業していたんです。」


この文章は、
何を伝えたいのだと思いますか?


一生懸命仕事に打ち込んで、頑張ったこと?
仕事が大変で、疲れ果ててしまったこと?
会社がブラック企業だったということ?


いろいろなことが想像できますよね。


いろいろ想像できてしまうということは、
書いた本人が伝えたい意図が、
読者に全く伝わっていないということなのです。


当然ですよね。


「毎日朝早く出勤して、深夜まで残業していた」
という出来事だけを書いていて、
それが、どんな意味があることなのか、
全く書かれていないからです。


そうすると、
この出来事をどう解釈するかは、
読者に委ねられてしまいます。


物事の感じ方や考え方、捉え方は
人によって、さまざまですよね。


文章を書いた本人は、
「一生懸命仕事に打ち込んで、頑張った」
という意味のストーリーのつもりで書いていても、
違った解釈をされてしまうのです。


「苦しかったあの時にはもう戻りたくない」ことを
伝えたいのか、
「苦しい時もあったけど、
諦めずに頑張って乗り越えることができた」ことを
伝えたいのか。


ストーリーを書く時は、
そのストーリーで何を伝えようとしているのかまで、
ハッキリ書かなければ、
伝えたいことを、読者に伝えることができません。


特に、自分では当たり前だと思っていることほど
省略しがちなので、
ていねいに明示的に書くように意識するといいです。


一方で、意味だけが書かれていて、
ストーリーがない文章も
これまた、非常に多いですね。


例えば、こんな感じ↓

「コツコツ努力し続けることが必要なんですよ。
失敗しても諦めずに、
前向きに考えて、頑張りましょう!」


確かに、言っていることは正しいんですよ。


でも、こんな話は、
昔から、親にも先生にも言われてきたし、
いろんな本にも書いてあるし、
同じようなことを言っている人がたくさんいます。


もう、わかりきったことだし、
なんだか説教くさいな、と感じませんか?


ストーリーがない、訓戒のような文章は、
道徳の教科書みたいで、面白みがないし、
その人らしさも感じられません。


「前に見たあれと同じだな」と、
流し読みされてしまいます。


人の感情を動かして、伝わる文章を書くためには、
「具体的な表現」と「抽象的な表現」の
2つの要素が必要なのです。


ストーリーという「具体」と
それが表す意味という「抽象」。


この2つが揃って初めて、
読む人の感情を動かす、
あなたらしい、伝わる文章になります。


やってみて。

 

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