こんにちは、
杉浦由佳です。
ロシアのウクライナ侵攻から
はや、1か月が経ちました。
思ったより長引く痛ましい状況の中、
ウクライナのゼレンスキー大統領の
スピーチが、なんとも秀逸でしたね。
もし、まだ聴いていない人がいたら、
ぜひ、見てみてください。
日本語訳つきで、動画や書き起こしが
ネットのあちこちに出ています。
政治的な話は、横に置いておき
今日は、彼の言葉の紡ぎ方について、
お話しようと思います。
「プロのスピーチライターがついているに違いない」
そう語っている方たちもいますが、
私もそうとしか思えないほどの出来だと感じました。
3月16日に行った
アメリカ議会でのスピーチでは、
こんなことを語っています。
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パールハーバーを思い出してください
攻撃してきた飛行機のせいで空が真っ黒になったことを
9月11日を思い出してください
罪のない人々が空から攻撃されたことを
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日本では、パールハーバーを
引き合いに出したことで怒っている人たちもいます。
しかし、アメリカ国民の心を動かすには、
最も苦い記憶として残る、その2つの攻撃を
引き合いに出すことはとても有効ですよね。
そして、イメージしやすいように
情景が思い浮かぶような言葉にしています。
3月23日に行った日本国会への演説
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チェルノブイリ原発は武力で占拠されました。
大惨事が起きた原子力発電所を想像してみてください。
シリアのように、化学兵器、特にサリンを使った攻撃が
起きる可能性があると、警告を受けています。
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言うまでもなく、3.11の福島原発事故と
オウム真理教のサリン事件を思いおこさせています。
他の国むけも同様に、
イギリスには、
シェークスピアの言葉をもじったり、
ダンケルクの戦いから撤退した時の
チャーチル元首相の演説をなぞらえて語りました。
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チャーチル元首相の演説:
我々は海辺で戦う、我々は水際で戦う、我々は平原と市街で戦う、
我々は丘で戦う。我々は決して降伏しない
↓
ゼレンスキー大統領:
我々は最後まで戦う。海で、空で、地上で。
どんな犠牲をはらっても。森で、平原で、海辺で、路上で。
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ドイツむけには、こう語っています。
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再び壁に向き合うときだ、
今あるのはベルリンの壁ではない
ヨーロッパを自由と奴隷に分断する壁を壊そう
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他にも随所に素晴らしい点はあるのですが、
今日は、「相手によってアプローチを変える」
ということについて、お伝えしたいのです。
普段、私が文章の添削をするときにも、まず、
「これは、誰に向けて書いていますか?」
と尋ねています。
私たちが文章を書く時に、
最も意識しなければならないことの一つです。
読んでほしい相手は誰なのか?
その人の価値観や世界観はどうなっているのか?
普段、どんな言葉に触れているのか?
それをしっかり把握して、
その人の価値観や世界感に合致するように
文章の道筋を考えるのです。
実際に書き始めるのは、
まず、それができてからなんですね。
ゼレンスキー大統領は、とてもいい見本を
見せてくれたと思います。
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