アベノマスク | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

 

アベノマスクがついに届きました。

 

260億円の血税を費やしたというこの布マスクが一向に届かないのを、「マスクの供給が回復する前に届かなかったら意味がないだろう」と鼻で笑っていたものです。

 

しかし6月に入ってもなお届かず、もしや自分が日本国民の一人として認識されていないのでは・・・という不安に駆られ始めていた矢先だったので、とりあえず届いたことに一安心。

 

コロナ以前から竹布の布マスクを愛用しているので正直いらないのですけど、いらないことと最初からもらえないことは別問題なのです。

 

 

ところで「アベノマスク」って揶揄したような蔑称なのかと思っていましたけど、ググったらWikipediaにも「アベノマスク」という項目が立てられ、その記事によると海外でも「Abenomask」という名称で報道されているそうです。

 

ついでに英語の「mask」の意味を調べてみたら、「面」や「マスク」の他に、「おおい隠すもの」、「偽装」、「見せかけ」、「口実」とありました。まさに安倍のmask。

 

 

 

マスクといえば、何年か前の冬に日本に来たアメリカ人に「日本人はどうしてみんなマスクをつけているんだい?」と聞かれたことがあります。

 

「風邪の予防」とか「単純に暖かいから」などと答えたものですけど、「他人に移さないための気遣い」であり「気遣いしろという同調圧力」でもあるという両面に思い至っていたら、もっと深い日本人論を伝えられたのになぁ・・・と今になって思います。