第1回パイプセレモニー | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

パイプセレモニー

本日は新橋のATOMタワーにて、パイプセレモニーを開催。


アリゾナでパイプセレモニーに参加して以来、日本でもずっとこのような場を開きたいと思っていたのですが、ラコタでパイプを授けられたKatsuoさんとMikaさんと出会うことによって、ようやくその夢が実現しました!



話はちょっと変わるかもしれませんが、1986年にフロリダの湿原で7,000年前の人骨が167体発見されました。そのうちの91個の頭蓋骨からミイラ化した脳組織が発見され、DNAの抽出に成功したそうです。その結果、DNAの塩基配列からインディアンと日本人のルーツが同じであることが明らかになりました。


なんで突然こんな話を持ち出したのかというと、この事実はインディアンのことを知れば知るほど日本人のルーツに近づくのはなぜだろう?という私が抱いていた疑問に答えてくれるものだったからです。


私もKatsuoさんもMikaさんもインディアンではありませんが、彼らの文化や儀式を体験することによって、日本人が忘れてしまった何かを、よりはっきりと思い出させてくれると私は期待しているのです。そしてそれは、あらゆるもののバランスが崩壊しつつあるこの世界に生きるすべての人が、早急に思い出すべきことであると感じています。


そして今回はパイプセレモニーとプラスしてトーキングサークルをやったのですが、トーキングサークルというすべての人に発言する機会が回ってくる、かつその際発言してもしなくても自由、という場を改めて貴重なものと感じました。

今日のトーキングサークルも、来るべき人が来たと思える素晴らしい時間でした。聖なる輪に参加してくれた一人一人に心からの感謝を。



パイプセレモニーは儀式なのでライブよりもちょっと敷居が高く感じるかもしれませんが、年に4回ぐらいのペースで定期的に開催したいと思っているので、次のチャンスにタイミングが合えば是非ご参加ください! 次回は来年の1月を予定しておりますよ。