そよかぜ:あんたなら、値段も見ないでポンポン買うんだから。
「 母の日 」。
そよかぜ:あなたのお母様とうちの母さんにお花を買いたいの。
前の日に、二人で花を見に行きました。
ホーマックの花屋さんには、母の日に向けたいろいろな花が用意されていました。
そよかぜ:母の日には、奥さんにもお花をプレゼントするものなのよ。
ほおずき:あっ、そうだったか❗
済まなそうに頭をかきながら、ほおずき君は、そよ風さん用のアレンジフラワーを探し始めました。
そよかぜ:これがいいな。
そよ風さんが選んだのは、満開のカランコエ。
ほおずき:これから咲く楽しみがある花の方がいいんじゃない?よし、これにしよう❗
そよかぜ:あんたは、値段を見ないで、いいと思ったら、ぽ〜んと買ってしまうんだから。
ほおずき:し、しまった❗
そよ風さんは、我が家の予算を考えて決めていたらしい。
ほおずき君には、金銭感覚と言うものが全く欠如しているのでした。
そよかぜ:でも、ありがとう。
ほおずき:毎日、美味しいお弁当作りをありがとうね。
そよかぜ:お弁当だけ?
ほおずき:し、しまった❗