ほおずき:ついに、この日がやって来たね。





そよかぜ:毎朝、全部の招き猫さんたちと、かえるさんの頭をなでてあげるのよ。


ほおずき:へえ、そんな事してたのかい。





ほおずき:最近は、「 運試し 」の勝率がどんどん悪くなっているもんね。


そよかぜ:一番良かった時って、どのくらい勝っていたの?


ほおずき:約100日間で97日プラス収支で97パーセントさ。





あれは、もう15年以上前になりますか。


この頃は、「 運試し 」の実践記録を、東京の一流プロに読んでいただき、アドバイスをいただいていました。


某プロ1:あなたの実践記録は、若いプロたちのバイブルになっているんですよ。


TVチャンピオンのパチンコの部で優勝した、某プロ2さんは、


某プロ2:私は、あなたの実践記録を全てコピーして持っています。





この頃は、毎日、負ける気がしませんでした。


その訳は、


仕事から帰ると、ホールのデータをインターネットで調べ、自作のソフトに貼り付けると、ホールの見取り図に打つべき高設定台がひと目で分かるように自動計算されます。





ただ、本業もフル稼働で力いっぱい働き、夜の部でも気合いを入れ直しで実践稼働し、家に戻れば実践記録をまとめ東京にファックスを送ります。


これだもの、身体を壊しますよね。





時は巡り、令和6年の現在。


そよかぜ:今月の勝率って、どのくらいなの?


ほおずき:9勝8敗1引き分け。勝率は5割でしたねえ。でも、収支はプラス諭吉さんが二人半だったよ。



今はもう、事前にデータを取って、勝つためだけの立ち回りはヤメました。


でも、これでいいのです。


もう、昔みたいに命を削りながら生きるのはごめんです。


我が家では、「 運試し 」はひとつ上の贅沢をするための、楽しい遊びなのです。



そよかぜ:わ〜い、久しぶりのうなぎだあ❗





ほおずき:そよ風さんの喜ぶ顔が見れるように、これからも頑張るね。






ほおずき:洗い物終わるまで、待ってるからね。





そよかぜ:いや〜、まだ食べるのかい?


ほおずき:だって、やっぱり賞味期限があるからね。


そよかぜ:ちょっと前に、カステラと羊羹を食べたばっかりじゃない❗





ほおずき:何故、食べるのかと言われたら、きっと、こう答えるよ。


『 そこに食べ物があるからさ 』


そよかぜ:もう❗





今週は、そよ風さんの娘のお手伝いのため、ほおずき君は2日間もお休みをいただきました。


だから、そよ風さんのお弁当は水曜日と木曜日。





水曜日のそよ風さんのお弁当は、「 豚肉のしょうが焼き弁当 」でした。





メインは豚肉のしょうが焼き。


小松菜のごま和え、切り干し大根、小ネギ入りの玉子焼き、野菜サラダ。


味噌汁は大根とニンジンと小揚げでした。





新しい仲間の「 招き猫 」くん。


小さいけれど、存在感のある金色で、しっかり右手を挙げてくれているじゃありませんか。


ムッシッシ❗


これから我が家には、


大判小判がザックザク❗


そよかぜ:と、なればいいですねえ。





木曜日のそよ風さんのお弁当は「 焼きたらこ弁当 」です。


ご飯にはシラスの炒め物。


おかずは、鶏肉と玉子の煮物、焼きたらこ、きんぴらごぼう、ニンジンのシリシリ、シーチキンサラダ、キュウリ。


味噌汁は豆腐とワカメと小ねぎ。


特別スイーツとして、「 とらやの羊羹 」が入っていましたよ。





そよかぜ:昔ね、私たち兄弟で汽車に乗っていたら、私の向いの席にきれいなおばさんが座っていたんだわ。





そよかぜ:おばさん、きれいだね。


おばさん:ありがとうね。


そよかぜ:これから岩見沢のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くんだ。おばさん、きれいだね。


 おばさん:可愛いこと言うね。


おばさんは、棚のカバンからみかんを取り出しました。


おばさん:はい、みかんあげる。 


そよかぜ:おばさん、うちは4人兄弟なんです。


おばさんは笑いながら、みかんを4つくれました。


そよ風さんは、小さい頃からちゃっかりしてますねえ。





そよかぜ:わあ、ゴムの木が伸びてきてる。





そよかぜ:カランコエも、だんだんお花が咲いてきたよ。





朝のそよ風さん、大切に育ててきたお花の成長を見て、嬉しそうですね。





先日、肥料が合わなくて瀕死の状態になっていた「 赤いハイビスカス 」も、新芽をつけて、復活の兆しを見せています。





ホーマックで980円で買った「 黄色いハイビスカス 」も、たくさんの蕾をつけています。





家にある切り花たちも、そよ風さんは水に氷を入れたり、「 元気になる水 」をあげたりして、かわいがっています。


自分一人だったら、花を育てる発想なんて、きっと起きなかったでしょうねえ。





そよ風さんの娘の郁ちゃんが、会社の表彰を受けるため、名古屋に出張となりました。


そよ風さん、口には出さないけど、かなり嬉しいご様子です。


なんせ、自慢の娘さんですからねえ。


そこで、


娘さんの留守中、孫のお弁当作りと、猫たちのお世話を頼まれました。


もちろん❗


ほおずき君もお手伝いいたします。





この美味しそうなお弁当は、そよ風さんの可愛いお孫ちゃんのためのもの。


実は、ほおずき君もお手伝いしているところがあるのですよ。


それは、お弁当を詰めること。


だけではなく、密かに製作に携わっています。


お孫ちゃん、美味しく食べてくれたかな?