久しぶりに、母親を連れて市民病院に行ってきました。今回は初診になります。。一日仕事だ。。と思いつつ朝7時には病院到着です。(早朝の母親の様子は、至って普通です。先日の騒ぎは何だったのでしょうか。。今日は謎解きです。)
今回は長くなります。
+++++++++++++ 受付編 +++++++++++++++
<さすが地元>
早い時間帯はそこまで混んでいません。地元だけあって1時間も前に来れば駐車場に停められます。ありがたい。
<早朝の病院>
まだ、始業前の病院です。これから出勤する方も多い。まだまだ病院全体が寝ているような気配です。再診の自動受付の前には既に人が。。再診は7:50から受付のようです。こちらは初診。まずは受付受付。。車椅子は地元の企業さんの寄贈です。ありがたい。車椅子が少なく見えましたが、後から後から補充するようです。
<受付にて。>
今ひとつ、受付方法がわかりません。車椅子に母親乗せて受付の所でひたすら待ちます。木曜日です。意外と空いています。時間が経つにつれ徐々に人が集まります。
一人の方が受付方法について尋ねて見えました。座ってお待ちくださいとの案内です。初診に関しては特別初再診料として7000円かかるとの掲示がされています。地元の市民病院では地域連携があり、かかりつけ医からの紹介であれば受付が早くなると書いてあります。。しまったかな。。
7時過ぎになると、受付のかかりの方が揃います。ここに並んでください。。って、どっちが先頭?二列? どうやら並んだ順に受付の札を貰えるようですが、この病院床に赤色や青色の導線の線が引いてありません。(以前はあったような気がする。。)皆さん我先に並びますが。。譲り合い精神は大切です。ここで、高齢の方が、並べと言われても、、県病院なら下に色のついた線が書いてあってわかるとおっしゃっています。。という理由で、、私が話相手になります。
<かつては>
市民病院は土曜日も受診ができた時代があります。多くの市民病院から開業医さんが誕生しています。多くの市民がお世話になっています。(優秀なドクターを多数輩出し続けてきた歴史ある病院です。)具体的な名前を出すと、「あの先生は、循環器部長さんでまだこないだまでオペしてみえた」とか「あの先生も副院長。。」とか昔話から始まります。私が、でも今は赤字ですよ。と言うと、驚かれます。そう、私も赤字である事は割と最近知ったのです。
<今は昔>
病院の掲示板には「医療クラーク募集(会計年度任用)」のポスター、、令和4年から特別初再診料改定7000円。医療従事負担軽減/処遇改善計画 がはってあります。そうです。働き方改革です。時代です。どの職場も働き方改革が進められているのです。会計年度任用で費用を浮かせるのは賢い選択でしょう。それにしても、、自販機の飲料水の高い事。。観光地みたいに高い。(思わず財布引っ込めました。)
++++++++++++ ここから 診察までです。 +++++++++++++++++
受付の方に診察券(カード)を渡すと、9月4日に一度来てませんか?と尋ねられます。はい、救急外来(救急搬送)で来ましたが追い返されました。とはっきりとした口調で返します。 そのままこの紙を持って、循環器科へ向かってくださいとの事(当然でしょう。救急では、ある意味受診拒否されてますから。。それも日中に。。ありえない。)言われた通り時間作って受診しに来たよ。
<循環器科>
受付をします。ちょっと冷たい感じです。(おはようございます。と言っても返事なし。マイナカードは「必要ありません。」と冷たく返されます。)番号は803 この番号には、地域連携や再診、外来など意味があるようです。(0 1 3 8 で始まるようです。)やはり木曜日は空いています。ありがたい。空いていると言ってもかなりの人で待合のソファーが埋まっています。車椅子を置く場所も確保するのが大変です。多くの人は、車椅子の事まで考えて行動しません。こちらが、気配を確認しながら慎重に車椅子操作します。
30分ぐらいでしょうか。。えっ。。番号が出てる。。もう診てもらえるの?やったー。。受診(1診~4診までありますが、、今日は3診の先生がお休みです。良くみると、立て続けに、入れ替わりでお休み入っている張り紙が。。4診あるのに、実質は3診に減らした感じです。)
意外と早く診てもらえました。担当の医師は若い先生です。直診はしませんが、患者の方をちゃんと診て話を聞こうとする意思のある有能なお医者さんです。母親は耳が遠いので、私が耳を後ろから両手で覆います。それでも、十分聞えないようで、「肺とかに病気した事がありますか?」の質問に「はい」と答えています。黙って聞くに徹していましたが、ここで「ありません。」と私が答えます。一通り既往歴の確認をした後、異常ないようですが、せっかく来ていただいたので、血液検査、X線検査、心電図検査しましょうとの事。
<採血・心電図・X線検査>
採血も空いています。ここの病院は車椅子の人には介助してくれる方が見えるのでありがたい。患者さんの負担が減ります。(特に付き添いの)一通り済ませて、、元の病棟に戻ります。 ここの病院はシステムに一貫性があります。良く設計されています。ただ、WIFIであるとかは古い製品を使いまわしています。パソコンなども古い、照明も蛍光灯です。それも古い電球をギリギリまで使っています。エアコンも古く、以前は水漏れで修理中でした。。やりくり大変だわ。。お金がない事は明らか。ここまで節約しても赤字とは。。いやはや。。(採血室の時計が5分進んでいました。。)
いやー。。人が増えてる。。座れません。。混んできた。。(そのために文庫本持ってきてますが。。)とにかく待つ待つ。。車椅子に座っている方が待ちくたびれて眠っています。。循環器科は、呼吸器科と隣合せです。受付番号は、重複はないのかな。。あ、あった。同じ番号が存在する。呼吸器科で803 循環器科で803同じ番号だ。。取り違えとかないのかな。。待つ。待つ。とにかく待つ。。気がつくと受付番号が表示されます。レッツゴー。
<受診結果(答え合わせ)>
心電図異常なし。X線検査異常なし。採血も。。異常なさそう。。??ちょっとカリウムが少ないですね。果物とかとってください。。
ん。。やっとわかった。。カリウムチャネルだ。。救急に運ばれる前も、後も母親は手や足が、ガクガクすると言っていた。。神経系かな?と脳の方を疑っていましたが、、その週は食事をあまり食べようとしなかった日がある。。思いあたる。 低カリウム症状が強く疑われる。。お医者さんが、「おっしゃる通りです。」と答え合わせします。優秀な医者だ。。ようやく答え合わせができた。私が、一週間前からの症状である事、食事をぬいた事がある事、手足がガクガクするといっていた事を一気に話すと、救急での対応に申し訳ありません。と謝られます。。いやいや。。当日の医師がそこまでの血液検査はしていなかったのが悪いのです。あなたは立派な医者ですよ。よかった。答え合わせができた。
++++++++++++ お会計 ++++++++++
循環器科の看護師の方がツンツンしているように見えたのは、忙しかったからでしょう。毎日、高齢の方が多い循環器科での受付は相当なストレスでしょう。耳が聞こえない。話が通じないのです。介助者は必須です。医療事故になりかねません。ご高齢でこられる夫婦の多い事。無理に高齢者から運転免許を取り上げるのも考えものです。自動運転待ったなしです。(自力で病院に行くだけでも偉い。)
会計の所には車椅子スペースが少ないので並びます。隣の若い人は、車椅子に母親を乗せています。おそらくポルトガル語で話しています。エレベータの前にはべビーカーに子どもを乗せた外国人の方が。。日本の少子高齢化は深刻です。国を上げた対策は必須です。
車椅子の経験は学校で積ませてもいいでしょう。車椅子での移動は怖いのです。周りの人の配慮が必要です。
ワンフロワーのおおよその人数を数えてみます。患者さんだけで、ざっと100人はいます。これを運営する立場になって考えると大変なのです。しかも一人がサボると連帯責任になります。不満の募る職場である事は理解しました。
++++++++++++++++ 世代を超えて ++++++++++++
母親を車椅子に乗せて、エレベータに向かう途中で、ベビーカーに子どもを乗せたお母さんとすれ違いました。。これからの世代と、これまで頑張った世代との交錯です。母親が笑いかけたのでしょうか。子どもも微笑んでます。
玄関に向かう途中で、サージカルキャプを被ったお医者さんの後ろ姿を見かけました。。オペでもあったのかな。。医師は大変です。特にオペを伴う行為はとても体力と神経をすり減らされます。。終わった後でしょう。安堵感がにじみ出ています。緊張と弛緩の連続です。地域医療は激務の連続なのです。
<最後に>
久しぶりに市民病院に行ってきました。現場を見て観察して、心情を察しながら、、自分の住んでいる街に重い課題がある事がわかりました。歴史ある市民病院です。施設の老朽化はまったなしです。いずれは、大改革が必要になります。そのために市民税が上がっても仕方がない事なのです。
横断歩道を誘導していただけるご高齢の方。病院の壁を丁寧に掃除されているご高齢のスタッフさん。。頭が下がります。人生にリタイヤー無し。生涯現役でいる事は現代社会では義務なのでしょう。(挨拶すると、いいよゆっくり渡ってと優しく応対していただけます。目配りだけで動ける世代です。)
さて、明日は仕事です。今回は比較的空いていて助かりました。市民病院は混むので自分のためにはここ40年はかかっていません。ただ、子どものために救急外来に夜中から朝までかかった事があります。そのまま、受付で翌日受診しています。地方の医療は、市民が守る。協力する。介助する。支援する。参加するのは当然なのです。
帰宅途中で寄ったスーパーで、歩道をゆっくり歩く高齢者にクラクションを鳴らす行為を見かけました。(いつかは自分の未来の姿だよ。。)ふと空を見上げると、炎天下に近いお天気です。雲があるものの日差しが強い。トンボがあちこちに舞っています。秋です。自然は営みを止めません。人も自然の一部です。