Biglobe

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ようやくというか。。今まで電子辞書の新モデルを開発していた事自体驚きです。それぐらい、日本の一部の大企業の意思決定は遅い。ハードが丈夫なだけでは製品が文鎮化するだけです。

 

++++++++++++++++ 貼り付けます。

 カシオ計算機は、中国の景気低迷で時計の販売が伸び悩むなど業績が低迷しており、電子ピアノを含むサウンド事業でも製品の種類を半減させて生産を効率化する。2024年春から進める構造改革では25年3月期に約600人の人員削減を行うほか、電子レジスター事業からの撤退を決めた。

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Biglobe

  ↓ 既存の製品のケアはするようです。

 

多くの若者がスマホを駆使する時代に、まだ電子辞書にこだわっています。英語に関しては、セイコーの方が評判が良かった。。ですが、さっさと撤退したのはセイコーの方です。(惜しまれながらの撤退でした。当時の発光しないディスプレイは好きでした。)

 

販売不振を中国の景気低迷のせいにするのは、筋違いであり間違った分析です。同じような製品を、改良しただけで販売をし続けたカシオの戦略が失敗しただけの事です。

 

時計にしても同じような製品を長年作り続けてきました。目新し感ゼロ。(途中製品不良(竜頭の不良)を型番を変えてリコールせず販売し続けた過去もあります。)カシオの時計は、昔は好きだっただけにとても残念な思いになりました。(余談:ニコンもカメラで同様の事を過去にやっています。)その後カシオの時計は購入していません。

 

いずれ駄目になる事が判っているのなら、ささっと事業は終わらせるべきです。柱は一本では倒れます。とは言いながら、本業を疎かにすれば儲けは減ります。大企業でも常に変化し続けないと生き残れないのです。新規事業をブリーディングし、柱にする必要があります。

 

<本当はカシオには頑張ってもらいたい。。日本を代表する企業です。>

 

株価

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<一時期は。。>

Mynavi

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2016年頃がピークだったようです。

 

<どうなんでしょう。。>

カシオ 決算

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https://www.casio.co.jp/content/dam/casio/global/corporate/ir/library/results/2024/setumei24_all.pdf

 

う~ん。個人的な意見ですが。。見込みが甘いように思います。一世代古い世界感をお持ちのようで。。現場の若者の意見を聞いていますか?現役の中高生の意見は反映されいるのでしょうか?高級路線ならセイコーという日本トップモデルを抜くぐらいの勢いが必要です。ブランドイメージの再構築が必要でしょう。

 

カシオ

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既にコンテンツのブリーディングは行っています。ClassPad.netはお試しに使用した事があります。(コロナ過期)多くのユーザーからの意見を吸い上げる必要があるでしょう。今後の主力となるコンテンツです。他にも計算サイトを持っているのは強みです。カシオは自社の強みが何であるか本気で再考する必要があるでしょう。(強みを生かし切れていない。(勿体ない。))

 

prtimes

  ↓ 2022年

 

コロナ過の期間は、多くの企業にとってはピンチでしたが、同時にチャンスでもありました。この時期に先を見通して大きく変革できた企業は生き残れます。(社内改革のチャンスです。)そうでない企業は先行きが厳しいと考えます。

 

個人的には、昔のカシオの関数電卓(グラフィカル電卓)は好きだったので、継続して購入したいと思っていましたが、、最新の関数電卓で改悪が入ったので(2023年モデル。)、今後購入する事はないとおもいます。ライバルはテキサスインスツルメンツ・ヒューレット・パッカードと世界が相手です。

 

ちなみに、、カシオのグラフィカル電卓は日本語対応していません。なので、あえて日本製を購入するのなら性能重視になります。フランス政府(教育のICT化に寄与しています。)へ納入した記念碑的なモデルです。(日本では余り有名ではありませんが。。独自仕様ですが、Pythonも使用できます。この辺りは以前ブログで詳しく触れています。)このままの形で正常進化すれば購入しても良いですが、、2023年モデルのような改悪を行った場合は、他社に移る事になります。(ついでに。。日本販売モデルは海外モデルの倍の値段で販売されています。如何なものか?)少子化のその先を見据えて戦略を立てるべきでしょう。今一度、基本に帰る必要があるでしょう。