JAXA
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無事打ち上げ成功です。準天頂衛星は順調に数を増やしています。
準天頂衛星
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2010年9月11日に初号機打ち上げです。2025年(15年目)でようやく5機体制となります。(初号機は引退しています。)8の字飛行をする、日本とオーストラリアに特化した高精度の測位衛星システムです。(カーナビにも採用されています。)精度が他の測位衛星システムに比べて格段に良い。既に、様々な活用が行われています。(自動運転にも使用します。)
日立製作所も協力しています。
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https://www.hitachi.co.jp/products/it/magazine/hitac/document/2017/05/1705f.pdf
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よかった。よかった。大成功です。
本命は三菱重工並びに三菱電機です。
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初号機は、設計寿命10年とありますが、2号機以降は15年以上です。(初号機はその役目を終え、後継機が打ち上げられています。)
世界で戦えるロケットを目指して。
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https://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/544/544030.pdf
H3の開発は、2014年から行われてきました。難産でしたが連続して打ち上げに成功しています。(初号機以外は4回連続打ち上げ成功。)開発当初は、2020 年度初号機打ち上げ予定でした。(現場の皆さんは大変な思いをされたと思います。)
<速度>
◎第一宇宙速度 28,400 km/h
◎第二宇宙速度 40,300 km/h
画面で見る限り最高時速、34630Km/hぐらいです。第一宇宙速度~第二宇宙速度の間ぐらいの加速をするようです。
<高度 軌道>
近地点高度 約32,000Km
遠地点高度 約40,000km の楕円軌道に乗せます。
なので、準天頂軌道(QZO)衛星と呼ばれます。完全な静止軌道は、静止軌道に乗せた衛星は、(GEO)衛星と呼ばれます。
測位衛星システムの軌道の違いを説明しています。
↓ 中国のBeiDoはIGSO衛星、GEO衛星、MEO衛星の混在です。
各国の測位衛星
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世界的な傾向としては、MEO衛星が多いようです。あれ?準天頂衛星みちびきは、3号機はGEOです。全機QZO軌道ではなさそうです。
参考:MEO(Medium Earth Orbit=中高度軌道)軌道高度2万200km(GPSが採用している方式です。)
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みちびき初号機は2023年9月に所定軌道からの離脱を完了して運用を終了しました。とあります。設計寿命が10年、実際に運用したのは13年間という事になります。今後も継続して、打ち上げ続ける必要があります。
現在は、5号機体制です。
2号機:2017年6月1日
3号機:2017年8月19日
4号機:2017年10月10日
初号機後継機:2021年10月26日
6号機:2025年2月2日 (本日)
どうやら、初号機後継機の事を5号機扱いして、今回のみちびき衛星は6号機という扱いになっているようです。。ややこしい(おまけに、H3ロケットは、5号機です。(初号機以外は全て打ち上げ成功。)wikiの記述間違ってそうですが。。誰かが修正するでしょう。)この調子でどんどん打ち上げてください。関係者の皆様お疲れ様でした。
記者会見が予定されています。。
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たぶん。。見ません。無意味ですから。。文部科学省の偉いさんや副大臣が出てきて、最後に現場の関係者が説明となるでしょう。。成功した事実だけで結構です。ロケット開発は政治の道具ではありません。見世物でもありません。