ここでは、判りやすいのでGIGAZINEの「南極の極渦」の記事から抜粋します。
GIGAZINE
↓ 記事では「南極」+「北極」の極渦の影響を説明しています。
北極の極渦は良く知られていますが、上記の記事は南極の極渦も同様に影響を与える可能性があるという記事になっています。
極渦(南極) by NOAA
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左が安定した極渦。 右が乱れた極渦です。(北極も同様にジェット気流が乱れています。)北半球と南半球を比較した時、海洋より大陸が多いのが北極です。
大陸の割合が大きい方に人間の人口に集中します。=人の生活への影響は北半球の方が大きくなります。南極の極渦は、これまで余り話題にされて来なかったと思います。(私が知らなかっただけかもしれません。)
南極の気温(北極はもっと影響が多きい。)
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北極圏の氷 by ウェザーニュース
↓ 北極の温暖化は地球の平均気温の3倍の早さで進んでいるそうです。
原因としては、極(南極・北極)の気温が高くなった事が上げられるそうです。極(南極・北極)の気温が上昇すると、ジェット気流は蛇行します。
最近のように暖かくなったり、寒くなったりが交互に起きるのは恐らくこれが原因だと思われます。弱いジェット気流の影響で、寒気が蛇行しながら南下しやすくなります。(北極・南極の極渦に一種の気象エンジン的作用があると考えて良いでしょう。南極の気温 約-50℃ 北極の気温 約-18℃ ですがその地形に大きな違いがあります。→※1:日本極地研究所振興会の資料を参考にしてください。本記事の一番下に追記。)
近年は北極・南極の観測から様々な気象への影響が解明されつつあります。
北極振動
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同時に生態系も変化しています。
みなと新聞
・スケソウダラ
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ロシアではトータルでは漁獲高は減っていますが、スケソウダラに限っては微増しています。
・タラバガニ
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一方で日本近海では、今後スケソウダラやタラバガニの漁獲量は減少するようです。(北上しています。)
漁獲量が減っている魚類もいます。
・サケ・マス
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・マイワシ 豊漁です。
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極に近い地方で、魚類の生態系に異常が起きています。北極の研究はもっと進められるべきでしょう。
国立極地研究所
北極観測センター
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南極観測
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南極には毎年多くの科学者が研究に現地に駐在しています。
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極地については、未知の領域が多いと思います。政府による、活発な広報活動があっても良いかと。近年、日本において科学的な啓蒙活動が鈍くなっているように感じています。観測は継続された初めて分析する事が出来ます。
<追記・修正>
記述が不正確だったので追記修正しました。
気象庁:用語一覧。
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気象庁のサイトは勉強になります。
※1:日本極地研究所振興会
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北極と南極の違いを子供達でも理解しやすい用に解説してます。
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ついでに、、南極・北極科学館
↓ オーロラシアター
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立川市にあります。ちょっと遠いかな。。春休みとか夏休みは子供連れの方が多いと思います。