Qualcommが新しいSnapdragonを発表しました。

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by Wiki

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初めはスマホのSOCとして搭載されていましたが、最近はPC用途での活用が増えてきています。(Microsoft の surface proリーズにも搭載。)

 

生産者: TSMC・SMIC・サムスン電子

 

プロセスルールは4nmです。扱えるファンドリーは限定されます。

 

gazilog

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intelがこけている間に、時代は4nmプロセスルールに完全に移行しています。スマホから始まって、気がつけばPCへと回帰しています。

 

Google Pixel9 Tensor G4

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実際は熱暴走の影響もあり、そこまでの性能向上は果たせていないようです。ファウンドリーのサムスンも、ライバル会社にそこまで高性能なSOCは渡さないでしょう。

 

Tensor シリーズ

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ファウンドリーはサムスン電子です。GPUのアーキテクチャはARMです。

 

iPhone

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iPhone 16

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日本発売は9月10日になるようです。A16かA17が使用されるようです。

 

A16

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ファウンドリーはTSMC

 

M4

  ↓ 3nm

 

ファウンドリーはTSMC

 

微細加工によるブレイクスルーは思ったより破壊的な気がします。安定のTSMC、サムスンの2強です。

 

SMIC

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中国も頑張っています。7nmとも言われています。現在アメリカのCHIPS法が始まっていますが、、現実は日本の半導体製造装置、オランダの半導体製造装置は買われたい放題です。そのおかげで、日本もオランダも半導体製造装置メーカーは大儲けしました。(ザル法と言って良いでしょう。)台湾も中国とは密接な関係があります。技術は確実に流れ込んでいます。(地政学的にも距離が近い。)

 

既に製品化まで行って、世界の市場を牛耳っているメーカーに対して、日本のメーカーが入り込める余地はあるのだろうか?とても疑問です。(協力メーカーとしての地位はありでしょうが。。自社開発するまでの能力は疑われます。)

 

<ちょっと心配。>

4nm(3nm)が既存とすると、今後はその先へとなります。トップメーカーとそれ以外の距離が大きく広がった気がします。intelの失敗はそれぐらい大きい出来事と捉えて良いでしょう。アメリカの製造業の現状は深刻だと考えます。(中国の技術無しには立ちゆきません。(EV車然り。))台湾・韓国・中国の勢いはとても強い。Appleはアメリカブランドですが、、中身を製造するだけの技術は持ち合わせていません。現状Win-Winの関係なので問題なさそうですが。。果たしてアメリカの製造業は巻き返しを図る事が出来るのか?難しい課題に直面していると考えます。