台風の定義が昔と変わった気がします。

 

①移動スピードが異常に遅い。

②暖まった海水を吸い上げて、陸地にばらまくような作用が強くなっています。

③今回は、一度衰えた台風の勢力が海上に移動する事で増しています。台風が海洋上で発達する事が理解出来ます。(海水温の情報が原因。)

④沿岸部+河川がある地域は要注意でしょう。(各地域に合った防災対策をしないともはや被害を免れる事は不可能です。昔ながらの対策では時代遅れです。)基本、危険な場所には家を建てては行けないという事です。

 

Windy

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Windy

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洋上からの湿った空気が大量に流れ込んでいます。紀伊半島に居座っています。

 

⑤土曜日からは、雨量が問題になります。既に排水口も水で使って用をなさなくなっている場所も見られます。(最悪逆流します。)水路の水位が上昇すれば、排水口など何の意味も成さなくなります。水路の水位が下がるまで待つしかありません。

 

水はけの良いコンクリートを開発するとか、とにかく地下(地面)へ水が逃げる仕組みを作る必要があります。(コンクリートの水路で流す事自体に無理があります。)

 

朝日

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今回は、偏西風が弱かった事もあって、のろのろ台風となっているようです。高層で大きな気象変動が起きているのでしょう。(何かが起きています。)

 

これだけ警報が長期間出続けるのは珍しい事です。(記憶にありません。)

 

<各国の気象モデル。>

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<ECMWF> 欧州中期予報センター

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大西洋海洋気象研究所

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<GFS> アメリカ海洋大気庁 のモデル。

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<UKMO> イギリス気象庁

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<JMA> 日本の気象庁アンサンブル予想

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各国の予想モデルが同じような傾向になってきました。<ECMWF> 欧州中期予報センターは、初めから台風が右に折れる(南よりになる)予想を立てていました。気象庁の予想は日本海側に抜ける予想でした。

 

やはり、<ECMWF> 欧州中期予報センターの予報が一番精度が高いようです。

 

それにしても、一度南下して勢力復活してまた、戻って来なくていいのですが、今回の台風は本当に最悪の台風と言って良いでしょう。

 

<参考>

 

気象モデルの種類

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全球モデル。

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抜粋します。

 

世界の数値予報

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日本のモデルはグリッドが粗い。もっと細かく取った方が良いでしょう。

 

全球モデル予測精度の国際比較

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気象庁が、ECMWFの精度が優れており、UKMOがそれに次ぐとサイトに記述しています。(日本の気象庁のモデルは最下位です。。)

 

明日、明後日まで影響がありあそうです。。ずーと警報が出っぱなしの地域は大変だと思います。(突然、雨が止んだりするので全く予測が付きません。)

 

申し訳ないのですが、、気象庁さんの発表では意味不明なので、自分で情報収集して判断しています。昨今では、有能なyoutuberさんの解説の方がわかりやすいぐらいです。全て自己責任の時代なのでしょう。交通については、各社とも運行を減らしているようなので、移動される方は大変だと思います。

 

基本、大げさなぐらいな注意喚起で良いと思いますが、、もう少し初動を早くする事。変化する気象情報への新たな対策を考えないと、今後の気象予報業務が難しくなると思います。