最近の台風の進路が、以前とはずいぶんと変わってきたので気になったので過去データを見ていみました。
気象庁 台風の発生数
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貼り付けます。
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一般的に8月9月は台風が多いシーズンのようです。2000年以降では、2013年の31個が最も多い。
8月はまだ、来週再来週とあるので、合計がどれぐらいになるのか予想がつきませんが、それでも現時点で8個とある数値は少ないと考えます。
過去データを見ると、台風が10個以上出現したのは、1960年。1966年です。各地で大きな土砂崩れはバスの事故があった記憶があります。1967年は39個です。飛騨川バス転落事故があったのは、1968年です。偶然ではないでしょう。
<最近の台風>
◯2024年
発生数自体が減っています。特に1月~4月は皆無。6月も皆無。この後の数は予測できませんが、天気予報では多いとなっていましたが、、以外と発生数は少ない。
◯2023年
8月6回、9月2回 全体で17回発生しています。
◯2020年
合計で14個発生(最小記録です。)
1967年39個が最多発生数です。以下1971年、1994年は台風が36個発生しています。
<今年の台風の進路>
台風6号 8月
台風5号 8月
台風第4号 7月
台風第3号 7月
台風第2号 5月
台風第1号 5月
過去の台風の進路は以下から確認できます。
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気象が仕事ではありませんので、個人で気象庁のデータ見ているだけす。できれば、こういった過去のデータからの分析もニュース番組で提示してもらいたい。スーパーコンピューターで解析する時代になった割には予報がお粗末な気がします。(予報と対策は本来セットです。)
今回の7号8号のような台風の経路は珍しいと思います。(直角のように曲がっています。)
<おそらく要因としては。>
①海水温の上昇(低場所と高温の場所との温度勾配が大きい。)
②海水温の上昇に伴って、東北地方の近辺の海水温度が上昇しています。
③①に伴って、線状降水帯や局所的降雨、激しい雷、ハリケーンが発生しやすくなっています。
従来型対策では追いつかないでしょう。予報が出せるのなら、起こり得るシナリオも予想できるので、対策も立てられるはずですが、現状は自治体任せです。国土交通省さん。既存の道路整備だけなく、新しい治水対策が求められています。(ずいぶん前から。)都市計画に災害対策は盛り込むべきです。「あ~なんとかなった」では困る。「不測の事態に備える。」災害対策の基本です。