日経ビジネス。

  ↓ 「ペロブスカイト太陽電池」 2022年12月2日

 

+++++++++ 貼り付けます。

「先生が開発した技術を世界に広めたい。うちの会社の技術顧問になってほしい」
桐蔭横浜大学の宮坂力・特任教授は4年ほど前、かつて教え子だった中国人研究者から、こんな要請を受けた。新技術への意欲と小規模なベンチャーであることを考慮し、了承した。

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記事が2022年ですから、2018年頃の話でしょう。日本からは多くの先駆者が出ていますが、、日本の企業が市場を席巻する事は無いでしょう。企業側の構造に問題があると思います。他にも何人も日本から研究者が中国に渡ってしまっています。頭脳流出・技術流出は止まりません。

 

ペロブスカイト結晶構造

  ↓ 昔から知られている構造です。(高校の化学の参考書にも載っています。)

 

近年では、太陽電池・白金族金属のリサイクルにと様々な用途の研究が続けられています。

 

by wiki

  ↓

 

++++++++++ 振り返れば。。ちょとお話飛びます。 +++++++++

 

・光触媒(酸化チタン)

  ↓

 

ホンダ・フジシマ効果。日本発の発明です。

 

・リチウムイオン電池

  ↓

 

ノーベル化学書を受賞した吉野教授だけでなく、日本人研究者のたゆまない努力の成果がリチウムイオン電池です。(本来化学は日本の十八番です。)

 

・青色ダイオード

  ↓

 

中村修二教授もアメリカに渡ってしましました。。

 

中村教授

  ↓ とにかく待遇が悪すぎます。

 

日亜化学工業との訴訟の話は言うまでも無いでしょう。根っ子は深いと思います。

 

プレジデント

  ↓ 2020年12月2日

 

 

日本の研究環境が良ければ誰も海外には出て行きません。本当は日本で研究がしたいのです。ただ、、国が研究開発の重要性を全く理解していません。国立大学も実態は厳しいものがあります。(昔はもっとお金が使えたし、実用研究への縛りもありませんでした。(もっと自由に研究が出来る土壌がありました。))大学が法人化されてからはその自由さが削がれてしまった気がします。法人化は大失敗でしょう。そもそも予算が無ければ研究など続けられません。(人件費も然り。特に基礎研究は大幅に予算を減らされています。)

 

プレジデント

  ↓ 2021年10月7日

 

実際そうなっています。。

 

<お話戻します。。>

宮坂 力 教授。

  ↓

 

元々富士フイルム株式会社で研究員をなさっていました。

 

by wiki

  ↓

 

経歴が面白いと思います。まさに研究者でしょう。

 

Itmedia

  ↓

 

JAXAの小型衛星用にリコーのペロブスカイト太陽電池が納入されています。

  ↓ 

 

中国は一気に量産・実用化を進みます。それも国家の威信をかけて。。

 

  ↓

 

政府は浮かれてますが。。2024年の記事です。。

  ↓

 

日経Xtech

  ↓

 

現実には、日本中に中国製の太陽電池が大量に設置されていますが。。どうなんでしょう?

 

キャノングローバル戦略研究所

  ↓

 

日経BP

  ↓

 

アモルファスシリコン太陽電池のお話が出てきます。昔は、日本でも大量に生産されていましたが、現在では珍しくなっています。温故知新とはこのことでしょうか。。上記の記事を読む限りは、まだ日本にアドバンテージがありそうです。ただ、数は力です。日本政府は本腰を入れる必要があるでしょう。(待った無しです。)ただでさえ少ない国家予算です。削るところはバッサリ削って、投資すべき所には全力で投資すべきでしょう。この国には優秀な人財という宝があります。

 

桐蔭横浜大学

  ↓