1時間30分程救命講習を受けてきました。本来は全員参加でしょうが、、休みの方がチラホラ。。これは管理職が追考査させるべきでしょう。万が一何かあったときの為の講習です。欠席は許されません。。正直たるんでいると思います。(私が管理職だったら、再度受けさせます。(私が管理職になる事はあり得ませんが。。))共同で行う作業です。職場での連携も欠かせません。

 

人体の上半身模型を使っての、人工呼吸、胸骨圧迫、AEDの取り扱い。かなり時間をかけて実践しました。(本当は救急車も駆けつけるはずでしたが、出払っていて消防の方の助けを借りての訓練になりました。)説明された方は、救急救命士さんだと思います。

 

①胸骨圧迫。呼吸確認。呼びかけ

2分も続けると疲れます。実際にやってみないと判らない事も多い。119を呼んでくれる人、AEDを探してくれる人、それぞれロールプレイします。今回は8体もあったのでしっかりした講習になりました。若い人が多いだけあって、質問も多数出ました。(私も質問しました。(AEDでは何ボルトの電圧がかかるのか?=感電した時にどれくらい人体に影響があるのか知りたかった為です。))後で計算します。

 

②医学的知識。

ペースメーカーを入れている方も想定する必要があります。救命講習では、医学的な知識も必要とされます。学校の体育の授業では生徒さんも習っているようです。ただ昔の人の方が人体の構造を良く理解していたように思います。(昔は現在ほど医療システムが整っていませんでした。その分自助力は高かったと思います。)

 

人体模型では簡単に胸部が沈んでくれますが、、実際は胸骨は硬い。頑張っても3割程度しか心臓に働きかける事が出来ないとか。。そこから脳への血流を考えれば、一秒でも無駄に出来ない事が理解できます。

 

③AED(自動体外式除細動器 あくまで乱れた細動を整えるのが目的。(以前講習でそう聞いています。))

 

<ちょっとエネルギーを計算してみます。>

 

ネットで検索した所

 

電圧:1200V~2000V

電流:30A~50A

 

エネルギ-:150~360ジュール

 

との事です。講師の方からは、私の質問には、電圧は不明だが150ジュールぐらいとの回答がありました。

 

ヤガミの資料より。

  ↓

 

<ネットで検索して、ざっくり計算してみました。>

MIN:1200V*30A   = 36000VA

MAX:2000V*50A  = 100000VA

 

この大きい値は秒数をかける事でジュールに変換されます。。

 

電気が流れる時間は数ミリ秒が妥当なようです。ここでは5msとします。

 

MIN:36000VA*(5/1000)s=180J

MAX: 100000VA*(5/1000)s=500J 

 

ざっくり 180J~500J 位でしょうか?(あくまで素人計算です。)

 

短い時間ですが、危険だという事は判りました。

 

AEDはあくまで補助的な機器のようです。(それでも優れた医療機材です。)基本は胸骨圧迫を続けて心臓から血液の流れを起こさせることが大切なようです。

 

  ↓

 

AED:止まった心臓が元に戻る訳ではありません。あくまで乱れた細動を整える働きが目的です。基本は、胸骨圧迫という事が理解できました。今日伺ったお話では、AEDは一人一台しか使用出来ないとか。。現場では素人にはトリアージは出来ません。複数人いたらパニックでしょう。最近のAEDは2分間隔で自動でチャージ放電されるとか、、えっ。。うっかり感電しませんか?一昔前のAEDはボタン式です。

 

  ↓

 

++++++++++++ 貼り付けます。

・オートショック AED は、救助者の操作によらず機器自身によって速やかに電気ショックを行うため、電気ショックが行われるまでの時間を短縮できるなどの利点があるとされています。一方で、従来と異なる仕組みのため、救助者が戸惑い、AED の使用に支障をきたしたり、感電事故が生じたりするのではないかなどの懸念が指摘されていました。

・そのため、日本救急医療財団「⾮医療従事者によるAED使⽤のあり⽅特別委員会」は、オートショック AED 使⽤事例の検証体制の整備について報告書※1をまとめ、公表しました。

+++++++++++++

 

  ↓

https://qqzaidan.jp/wp-content/uploads/2022/06/autoshock_aed_siyoujirei_kenshoutaisei_r3_12.pdf

 

詳細な検討がされています。普段何気なくお世話になっている日本の医療システム。見事なものです。日本の医療システムはこのまま継続される事を切に願います。

 

AEDにはBluetooth® 無線LANの機能も入っているようです。(録音機能もあります。)寿命は4年程度のようです。画面もTFT液晶パネルです。

 

  ↓

 

日本の優れた技術があるから、こういった装置が至る箇所に設置出来るのだと思います。日本の優れた製造業技術はこれからも維持すべきでしょう。(本来、日本はやる気になれば何でも可能な国です。やるべし!!)

 

日本光電

  ↓

 

キャノン

  ↓