月の裏側。それも南極付近に着陸成功です。

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現状の、宇宙開発に対する国家としての取り組みとしては、中国の方がアメリカより上だと思います。技術もそうですが、中国にはチャレンジする姿勢が明確に読み取れます。(失敗を恐れない。)初期のアメリカのアポロ計画並みの勢いがあると思います。(国民の期待も高い。国家予算も半端ない。)

 

今後のミッションとして、サンプルリターンが無事完了すれば大きな成果でしょう。全体主義国家です。資源、人財、資金を贅沢に投入できます。国力を感じさせます。

 

<宇宙開発は難しい。。リスクが大きすぎます。>

宇宙開発は、膨大な資金が必要です。当然失敗の代償も大きい。ある意味博打のような運に任せる部分が大きなウェートを占めます。国家予算を贅沢に費やして、一点突破的なアプローチは必要でしょう。(民主主義国家では、国民の理解が欠かせません。さらには、失敗は許されません。安全第一です。)

 

<本来は各国が協力すべきでしょう。。>

本来は、宇宙開発は協力しあうべきでしょう。ISSミッションは、現在もロシアが参加する国際ミッションです。(ロケット大国である、中国は参加していません。)現状、一国で宇宙開発をこなせる国は、アメリカ・中国の2カ国でしょう。その中でも中国の場合は民意は気にする必要はありません。国家が独走できるだけ有利です。目標を明確に出来る分計画も遂行しやすくないります。ただし、中国のモジュールと欧米・日本との機材の互換性は全くありません。共同開発は不可能でしょう。情報の共有は許されないでしょう。

 

一国で出来る事には限界があります。そろそろ中国も国際協力に向けて舵を切った方が得策だと思います。そこまで国家予算が続くとも思えません。ある意味分岐点にさしかかっていると考えます。華々しい成功の陰で、苦労している現場の開発陣。犠牲になっている命。大きな負担が中国国民にのしかかっています。