B787(愛称:ドリームライナー)に対して、米連邦当局が同社の調査に乗り出しているようです。

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B787

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実は、胴体、翼、主脚収納庫、中央翼ボックス と日本が製造しています。他にも各国が共同で作った飛行である事が判ります。

 

スウェーデン。英国。韓国。イタリア。アメリカ。オーストラリア。カナダ。。最終的な組み立てはアメリカですが。。当然、各国間の連携が要求されます。こういった共同作業は、EU主体のエアバスでも同様で様々な問題が発生します。B787は各国の部品のすり合わせが難航して難産の末完成した機体です。(予定の期日を大幅にオーバーしての完成です。)それでも、エアバスA380を退け(超大型旅客機の時代は終焉していました。(エミレーツが大量購入しましたが。。)時代はB787に見方したかにみえたのですが。。)

 

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All About

  ↓ 2009年12月15日 初飛行です。 35%が日本分担です。

 

・三菱重工業

・川崎重工業

・富士重工業

 

大丈夫でしょうか?完成までの苦労。コロナ禍での苦労。不具合で納入停止の苦労。苦労の連続です。今頃はもっと大量に世界を飛び回っていたはずです。

 

日本の航空製造業界に影響がなければ良いのですが。。心配です。

 

※:A380は日本の企業21社が関わっています。

 

東邦テナックス、ジャムコ、住友金属工業、東レ、三菱重工業(前・後部カーゴドア)、SUBARU(垂直尾翼前縁・翼端、フェアリング)、日本飛行機(水平尾翼端)、10月に新明和工業、横浜ゴム、日機装、横河電機、カシオ計算機、牧野フライス製作所、ブリヂストン、三菱レイヨン by wiki

 

現在では、エアバスはA350。ボーイングはB787が主要な機種となっています。(A350のカーボン繊維も帝人が手がけています。)

 

Bloomberg

  ↓ 2007年

 

日経

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<個人的に。。>

実は日本は飛行機産業の主役です。(日本の製造技術が無いと、世界中の飛行機が飛ばなくなります。)MRJも理不尽な理由さえなければ、問題なかったはずです。日本の技術が高すぎた故に潰されたと確信しています。

 

品質偽装。。日本だけではないようです。間接的にはコロナ禍での航空業界の不振が影響を与えたと考察します。(異業種の製造業におていもコロナ禍は、業界に過分の負担を強いています。)まだまだ、コロナ禍の傷は深いと思います。忘れてはいけないでしょう。(大型の飛行機の開発は難産です。安定な運用までに10年以上を要します。まして、コロナ禍では飛行機は飛ばせませんでした→莫大な負債を抱えているに等しくなります。)

 

何はともあれ、事実確認を早急に行うべきでしょう。奇しくも本日はボーイング社のロケットの飛行が中止になりました。マスク氏はXでチクリとやってます。。

 

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徹底した調査が望まれます。

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