PCI Express5.0のSSD

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SSDは各社から販売されていますが、現在、一番高速なのはクルーシャルのSSDだと思います。アマゾンで普通に買えますが、、2Tbyteで6万円越え。。速度は14GByte/s越えという驚異の性能ですが。PCI GEN4のSSDであれば、2万円代で購入出来ます。そこまでの性能を求める層は少ないと思います。もっと言えば結構な発熱です。自宅のWDのSSD(PCIe GEN4 7300Mbyte/s 2Tbyte , 4Tbyte)でも遅いとは感じません。

 

使用されているのは、マイクロンのNAND型メモリーです。

 

クルーシャル

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2023年の記事

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2024年の記事。

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マイクロンの232層のNAND型メモリが使用されています。近年は、マイクロン製のメモリがSSDやGPUに積極的に使用されています。

 

最近ではメモリと言えばクルーシャルが有名になりました。SSDもかっては、WDが有名でしたが、、最近はクルーシャルの方が性能が良いのかもしれません。後は、、寿命が問題でしょう。とにかく発熱は大きいのは確かです。半導体部品は高熱に弱い。(使用中のサーマルスロットリングも問題になるでしょう。近年ではSSDも水冷で冷やさないといけない時代に入りました。)そのうち20Gbyte/sも実現されるでしょう。(水冷必須でしょう。)最近のCPU、メモリ、SSDは駆動電圧も下がりましたが、、高集積化により消費電力が下がったとは言いがたい傾向にあります。

 

また、これだけ広帯域をPCIeで食われるとGPUの帯域が奪われます。基幹となる帯域を増やす必要があります。マザーボードの設計仕様も変わってくると思います。それぐらい最近の半導体パーツの進化は著しいものがあります。(ただし民生品なので、、設計寿命はそこまで期待出来ないでしょう。)

 

一方で、PCIe6.0やPCIe7.0の仕様が検討されています。

 

PCIe6.0

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PCIe 7.0

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対応するマザーボードはまだまだこれからでしょう。CPUも次世代の物が出てくるでしょう。(でないと、、困ります。(特にintelさん。))

 

我が家的には、SSDはまだまだPCIe GEN4を使用します。発熱による寿命劣化が心配だからです。(実際は、PCIe GEN4でもかなり発熱します。)メモリについてもDDR5は遅延が発生するので、まだ使用する予定はありません。(自宅のPCはDDR4を使用しています。)それにしても、、2年もすると次々と高性能な製品が登場してきます。我が家的には型落ちで十二分です。

 

製品の歩留まりはどうなんでしょうか?これだけ製品サイクルが早いと開発費が回収できないと思います。更には微細化、多層化は歩留まりが極端に悪くなります。価格転嫁出来れば良いのですが。。そんなにすんなりと、製品サイクルが順調に交代できるとも思いません。(在庫が発生します。=価格が下がります。。メモリあるあるの毎度の事です。)半導体産業は設備費に多額の費用がかかります。企業も大変だと思います。