<U23サッカーアジア大会から。>

プロスポーツには大会があります。最近ではサッカーのU23のオリンピック出場権をかけたアジア大会がありました。

 

アジアでは、既に日本とウズベキスタンが出場権を得ていますが、明朝の試合でイラクがインドネシアを破ってオリンピック出場権を得てました。(ウズベキスタンは実質ヨーロッパです。ロシア、ヨーロッパで活躍する選手が多い。=サッカーの強豪国です。)

 

どちらが勝ってもおかしくない試合内容でした。(youtubeのダイジェスト版しか見ていません。)延長戦までもつれ込む白熱した試合だったと思います。(ここまで来ると細い戦術面のミスとか、予想外のアクシデントもありますが、最終的には運が強い方が勝ちます。勝負事を決めるのは全て運次第でしょう。(運には偶然と故意の②種類ありますが。。その話はおていおきます。))

 

①どの試合もその国民が総出で応援します。それも熱狂的に。

②国を背負って戦うという事はとても酷なミッションです。

③全力をかけて戦った選手、監督、関係者には全力で謝意を示すべきでしょう。

 

特にサッカーの試合は、一種の代理戦争と言って良いでしょう。W杯の勝敗によってその後戦争が起きた事例もあります。それぐらい国威をかけた試合という事になります。

 

<そもそもスポーツとは?>

文部科学省のサイト。

 

いちおう決まっているようです。

  ↓

 

+++++++++++++++++ 貼り付けます。

2.体育の目的の具体的な内容-すべての子どもたちが身に付けるべきもの-
 体育は,すべての子どもたちが,生涯にわたって運動やスポーツに親しむのに必要な素養と健康・安全に生きていくのに必要な身体能力,知識などを身に付けることをねらいとするものである。

+++++++++++++++

 

(1)身体能力

(2)態度

(3)知識,思考・判断

 

三つの柱があるようです。それぞれ細かく規定されています。健康推進の為のスポーツは大いに推奨されるものですが。。

 

<今は昔。>

ローマ時代には剣闘士がおり、興行と同時にローマ市民の娯楽になっていました。現在でもボクシングが残っていますが。。本来はとても野蛮で残酷な試合です。(殺し合いです。日本の柔術は護身術が基本です。これはスポーツとは違うと思います。)人間は興奮すると何をしでかすか判りません。(理性が吹っ飛ぶ人の多いこと。。21世紀になっても、その本能は変わりません。)

 

人間には元々、人と競う。争う。勢い人をあやめる。戦争をするというどうしようもない本能が存在します。自分が一番、自分の国が一番という思想になりがちです。そいった暴走を防ぐためにも近代スポーツは役だっているとは思います。よって、その放映権が高くなるのは(プレミアが付く)仕方の無いことでしょう。多くの人に視聴するだけの価値を与えます。高く売れます。ビックビジネスになります。(戦争によって多額の富を得る人は多い。スポーツのビックイベントと戦争はある意味同意です。)

 

<スポーツの種類。>

 

①団体競技

②個人競技

 

に分かれると思います。(テニスなどは個人競技でしょう。)個人競技への国の応援と団体競技の国の応援では、支援体制が全く異なります。(個人競技は常に資金が少なく赤字続きという状況が多い。個人負担が大きすぎる事は問題だと考えます。特にコロナ禍での国際大会となる試合数が減ったのは致命的に痛いでしょう。)

 

かっては日本も勝利万能主義の時代がありました。(今でもそうかな?)現代では、スポーツは楽しむ物に変貌していると思います。

 

<歳を取ると。>

若いとき程、興奮しません。興味関心、興奮といった事から遠ざかります。私が若いときは、日本のサッカー代表は弱く、TVでもほとんど取り上げてもらえませんでした。(百貨店のBS放送を放映しているTvコーナにいって見に行ったものです。子供の頃の自宅の受像機の受信状態は最悪でした。(短波帯はゴーストが酷い。あるいは映らない。実家のTVは、私がゴースト除去用のチューナーを設置、ブースターを付け、アンテナのスタックを増やして指向性をアップさせました。何度、実家の屋根に上った事か。。BS・CSアンテナの角度調整は結構微妙です。(台風などでズレたりします。)父親は私の姿を見かけると「TV」の映りの事(修理修繕です。)ばかり話しかけてきました。。昔の人はTV人間が多い。インターネットも無かったので仕方がないと思います。))

 

<TV業界。。>

昔から、スポーツは企業の努力によって支えられていました。(当時のスポンサーさんは苦労したと思います。立派なボランティアです。)現在では、これでもかという位、スポーツ番組が増えています。熱狂するのは構いませんが、、行きすぎもどうかと。

 

歳を取ると、勝利が最終目的では無いと考えるようになります。最後まで努力する事。また、負ける事によって得られる事も多い。(メッシなどは異なる思想を持つようですが、、勝つために何をしても良い訳ではありません。)

 

長々と書いてきましたが。。スポーツはともすると、不満の履け口になります。選手が攻撃されます。監督も攻撃されます。(サポーター同時の喧嘩も起きます。)何事もバランスでしょう。そういったバランスを取るためにも、「メディア」には自制を求めます。事実だけを伝え、数値に基づく科学的な分析に基づいた記事をアップするようにしていただきたい。(映像ですら切り抜きになると、事実と異なる演出は可能になります。)

 

TV業界も、その質を向上させ科学的な根拠を持った放映をしなと支持されない時代である事は理解していただきたい。(技術系の方は何処に行っても潰しが効くでしょう。映像の基礎~応用まで身につけていらっしゃいます。何処でも仕事はあります。)やたらと興奮する司会者も御免被りたい。なかなか公平で正しく解説していただける解説者に出会える事は少ない。

 

<冷静に。。>

言っては悪いですが。。所詮スポーツです。いずれ忘れ去られます。(過去の栄光になります。=結構しがみ付く人も多い。)自分で体験して自分で楽しむのが一番です。観戦の為のスポーツとはある程度距離を置いた方がいいのかな。。とも考えています。(歳を取った証拠です。)冷めているかもしれませんが、最近は余りライブも見ません。(野球もサッカー(Jリーグ)も見ません。)それだけスポーツ以外の娯楽が増えた事を意味するのでしょう。個人的には、、そこまでアドレナリンは出なくなっています。若い人はそういった興奮物質が多いので集中力を発揮させやすいでしょう。スポーツと脳内物質の関係は密接につながりがるように思えます。ある意味うらやましいな。。とは思います。