日本における基幹システムの保守は大丈夫だろうか?
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+++++++++ 貼り付けます。
同社は今月3日、システムの切り替えを実施。その際に障害が発生したため、冷蔵品を扱う全国の物流センターの業務を一時停止して原因の究明を進めていた。18日にシステムの一部を再開させたものの、受注の処理に関して負荷がかかったため再度停止していた。
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SAP S/4HANAのトラブルです。
一回目。4月14日
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他にも。。最近のシステムトラブルを上げて見ます。
----------------- ハードトラブル編 ----------------
Itmedia
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++++++++++ 貼り付けます。
この障害によって住民記録システムや国保年金システム、税務システム、介護保険システム、生活保護システムなど広範囲にわたって使用できない状態となり、区民に多大な影響が及んだとされている。
大田区役所によると、障害の主な原因は、システム基盤に使用されていたSSDストレージ3本がほぼ同時に故障したためだという。
同障害で発生したSSDの故障は、特定バージョンの製品にのみ発生する障害で、製品の修正情報(ファームウェアバージョンアップなど)について事業者製造部門から事業者運用保守部門に案内があったにもかかわらず、区に対しての情報提供がなく、アップデートなどの措置が講じられていなかった。この故障によってデータが全損してシステムが使用不能となった
大田区役所は、システムが完全に復旧するまで区民へのサービス提供に支障が生じたとしており、証明書類の発行や届け出データの反映に遅れが生じ、約8209件の証明書発行業務や約5435件のや届け出データの反映が保留された。
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アップデートなどの措置が講じられていないかった。。結果データ全損!!あり得ません。データは常にバックアップを取る物です。ハードの全損など論外。天下のNECさん終わってますよ。。(ハードエラーだからと言って逃げられる程甘くありません。)それにしても、、ストレージが3本とも同時故障とは、、どこが製造元か名前を明らかにすべきでしょう。(他でも同様な故障が起きているはず。)
損害賠償として、総額486万8437円が支払われることが決定された。とあるので良い勉強になったでしょう。
------------ ランサムウェア攻撃編 ---------------
Itmedia
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やはりランサムウェアでした。。復旧が遅い訳です。それにしても、、日本のメディアはこういった時に深掘りが出来ない。理系に弱いメディアが多い。
ランサムウェアの攻撃は日常化していると言って良い。昨今では医療機関のデータに侵入したケースが問題になりました。
Xtech
↓ 2020年 ホンダ。
ホンダも過去にランサムウェア被害にあってます。
--------------- 単純ミス編 -----------------
Tech
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海外でもミスによるシステム障害は起きています。
Itmedia
↓ スギ薬局
うるう日を忘れていたとは、、論外です。
Itmedia
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あれま。。こんな事も起きてますか。。CBTの意味がありません。
<話戻して。。>
----------------- SAP S/4HANA --------------
SAPのシステムはHANAへの移行作業でトラブルっています。
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未だ多くの企業を悩ませています。。SAPのシステムは定期的な更改が必要です。「S/4HANA」への移行がスムーズに進んではいないようです。SAPの資格は持っていました。実際に実装した事もありあす。(ただし、結構前の話です。)SAP技術者はピンキリです。上は上の上から下は、下の下までいます。(資格され取れれば誰でもコンサルタントになれます。)、、中国、インド系の技術者が多い。また、ドイツAGも対応は良くありません。(しっかりと休みます。)公開されていないトラブルも多々あります。私が退職した辺りから、システムエンジニアの離職が増えていましたが。。現場の力は相当落ちていると思われます。こういったニュースが日常的に増えてくるでしょう。
日本独自方式が減っています。全てベンダー系に依存する体質に変わっています。当然修理すら出来ません。ソフトのバグ対応も出来ません。詰んでます。かっては国産OSや国産言語処理、国産フローチャート(国際規格)もあったのですが、全て捨てました。(TRONのような例外あり。)国産は残して置くべきだったでしょう。。今更遅いですが。。全て日本国政府の決定(アメリカによる圧力。)なので現場の力ではなんともしようがありませんでした。
<思う事。>
半導体もソフトウェアも飛行機もアメリカに潰されています。おっとアナログハイビジョンを忘れてはいけません。これまたアメリカに盗まれています。日米摩擦当時、日本の技術は徹底的に潰されました。(武力無き一方的な戦争です。)現在でもアメリカに忖度しています。ドイツはSAPで世界を席巻しました。日本はそのチャンスすらもらえませんでした。(明らかな差別です。)現場の技術者は超優秀なのですが、、上が無能である事は現在も変わらないでしょう。常に厳しい現状に対処するのは現場の人間です。スキルの高い技術者が対応します。故に、かれらは会社に失望して辞めていくのです。何処かでため息が聞こえてきそうです。
ドイツAGは土日は対応しません。対応は遅れます。当たり前。
<かつては。。>
その昔、深夜に作業していて会社のサーバーがトラブった事があります。当時は横河ヒューレット・パッカード社がWSを納入してしました。(当時のマシンはワークステーションです。)必要と思われる部品をエア便で送ってくれて、翌日朝には、技術者が飛んできて対応してくださいました。そんな時代もあったのです。技術は守られるものです。継承されるべきものです。日本の政府にはその感覚はゼロです。優秀な技術者は守られる必要があります。潰してはいけません。