昨今。町内会。PTA役員。マンション役員。。様々な互助的な会の担い手が無くなりつつあります。

 

これでは互助のある世界は崩壊します。役員をやる事がどれだけ大変かやった事のある人だけに理解できる話です。(会社の経営と同じです。)

 

やりもしないで、ノーと言う人が増えたと思います。私だけは免除。とでも考えているのでしょうか?人は一人では生きていけません。必要があって継続させた方が良い役職も多い。権利ばかり主張する人が増えて、義務は負いたくない人が増えたら国家は沈みます。

 

「私がやります。私に任せてください。」と第一歩を踏み出す事は難しくありません。誰かがやってくれるから任せればいい。では社会は益々不便になります。ボランティアは本来只であってはいけないとも考えてます。(公益法人など天下り団体は甘い汁が吸える既得権益の塊なので、、そういった役員には皆さんなりたいでしょう。(定年の定年をした人がまだ既得権益をむさぼります。))シルバー人材センターなども、多くの人が働いて(高い登録料払って)、多額のお給料は上級役員の懐に入り続けます。これは廃絶する必要があります。単なるピンハネ団体です。=悪質。)

 

PTAの存在も不要という方も見えますが、、先生方と親御さんとの関係は良好である必要があります。その担い手がPTA役員だと考えています。役員という仕事は、普通のサラリーマンでもやった方が良いと考えます。

 

①お金の管理。

②人の管理。

③人と人との折衝。

④世代を超えた、あるいは業種を越えた人達との交流。

⑤PTAは多数はと少数派に分かれる事が多い。少数派の意見が言える人は絶対必要です。(私物化されやすい。)どの組織でも言える事です。

⑥人から評価されるという事。(世間は良く見ています。)

⑦子供達とより深く触れあう事ができます。(新たな発見。)

 

様々な経験をする事が出来ます。

 

人間は、人の役に立てて初めて生まれてきた恩返しができると考えます。義務は果たすべきです。逃げる人ばかりでは社会が回らなくなります。誰かが困ります。結果的に自分が一番困る事になります。最近は何でもかんでも人の責任にする傾向が強い。リーダーをやりたがらない人も多い。考えが甘いと思います。経験して損をする事はないと思います。人をまとめる仕事は経験しておく事が大切です。どうすれば人が動いてくれるか学べる機会になるからです。(日本では学校でリーダー論を学ばせていません。)

 

とは言え、昨今の流れからいくと「やりたくない事はやりたくない。」が通ってしまう傾向が益々強くなっています。「自分に得になる事だけやりたい。」という我が儘な人も増えました。今後、日本が良くなっていくか悪くなっていくかは個人の行動にかかっています。まずやってみる。駄目だったら辞めるでいいではないですか。経験もしないで毛嫌いするのはちょっと違うと思います。

 

いずれにしても、この国は無責任社会へと進みそうな予感がしています。何かやれば必ず非難する人はいます。やってしまった事は元には戻りません。そんな時に無責任な(勝つ匿名)評論家が昔より増えました。(SNS社会の悪い側面です。)共生社会を目指して、教育も変えて行く必要があるでしょう。

 

社会は繋がっています。自分のやった事、やらなかった事は全て人生に反映されます。それを理解しての行動であれば何も言いません。人々の人生は選択そのものです。自分がやった結果が人生です。誰の責任でもありません。