<特例任用>

内閣府

 ↓

https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/20230407_over60_hatarakikata_gaiyou.pdf

 

総務省

 ↓

https://www.soumu.go.jp/main_content/000793888.pdf

 

特例任用

 ↓

https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/koumuinhou_kaisei_gaiyou.pdf

 

定年延長は組織の様々な所に問題を引き起こしています。役所は人数合わせして終わりという短絡的な思考を取ります。

 

<教育現場では。>

60歳定年後も仕事を5年延長してやってくださいというシステムです。定年制が65歳になる時代に合わせて変更された任用方法です。ただ、例えば、市立の場合と県の場合では、定年の年齢が異なる事があります。(市立の方が早い。)整合性を取る必要があります。(原則、市立60歳。県立65歳。)最近はこの垣根が取り払われました。人事異動にも関係します。「特例校長」が今年は増えました。見かけ上人員が確保できて、数合わせは出来る事になります。

 

正直、この国の公務員の人事システムはむちゃくちゃな事になっています。個人の能力、成果関係無しに作られた、理念無きシステムに現場が振り回されています。

 

結果として、こうやって出来たシステムを自分が楽をしたいからと利用する方も見えます。頑張って自分がやってきた事を若人に伝えようとする方もいらっしゃいます。この選択はその人の人格が出ます。管理職は本来楽な仕事ではありません。多くは部下にお任せが多い。

 

玉石混交は良くないとかんがえます。お役所はいつも数合わせをします。実態を無視します。結果として、現場が荒廃する結果になります。

 

人事院

 ↓

 
<校長まで行った方。。職種を選択出来るようです。>
何処かのサイトに、一般教員として働くより「初任者研修」が楽と書いていた校長さんのブログ?を見かけたが。。それは、勉強していないからだと思います。ICTが進んだ現代。その法的根拠。各省庁の動き、そのベースとなる世界情勢の流れ、この国の未来まで語ってあげて、初めて、未来型教員の育成が出来ないのであれば断るべきでしょう。
 
<個人的な経験>
私自身は、各省庁の白書は全て読み尽くしました。地域連携についても調べ尽くしました。コロナ禍でもあったので、著作権も調べまくりました。地元の国立大の教授にも、学校に来ていただきました。(この時は、校長先生が付いていけなかった。。メタバースの世界は理解不可能でしょう。元々企業の研究所にもいたので、ICTについては、こうなるという未来像を持っています。現場の最前線を経験しています。)
 
初任研の題材に疑問があれば、県庁に遠慮無く突っ込みました。(県の担当者も、毎回変わります。慣れていない事が多い。)「初任者研修」を学校の若手、中堅職員を集めて調整して意見を聞いて自由に意見を話せるような機会を何回か持った事があります。彼らの本音を聞くことが出来ると同時に、困り具合も判ります。とにかく、初任者の方には、多くの先生方と触れて意見を頂けるように折衝したので、とても大変でした。半年も見ていれば、その人の人間性、可能性、長所、欠点も見えてきます。教えるスキルは時間が解決します。そういった細かい事はベテランさんが指摘くださっていただけます。(どの職場でもそうですが、この先輩ためになる。目標にあるという存在は若手なら敏感に感じ取ります。必要以上の干渉はやりません。また、彼らの時間を奪う事もしません。(中には企業で傷ついて教員になった方も折られます。背景は様々です。))
 
<再任用。。問題あり。>
学校村だけでやってきた人は、自分のやり方を変えられない方が多い。私は企業で仕事をしてきたので、未だに学校村に馴染めません。また、その閉鎖的組織運営には問題があると考えています。今までも再任用の弊害も見てきたし、(再任用の弊害で多くのまだまだ活躍出来る教員が辞めています。モチベーション低下にもなります。)ただ、多くの教員は給料が多いという事実を理解していな事が多い。
 
<育休。。産休。。という特権>
育休、産休もガッツリ取れます。(代替で人が入るので、3年間はガッツリ休ます。2人目とかなると6年連続とか。。現場が遠くなります。復帰後も時短になります。)前職の企業も女性に優しい組織だったので、その分男性は大変でした。権利です。当然使用してください。ただ、その分男性陣に2倍以上の負担がかかります。
 
公務員です。問題のある職員でも簡単には配置転換できません。(ここが一番の問題だとかんがえますが、、問題のある職員は何十人分のも負のオーラを放ちます。)公務員人事は難しい所があります。(昨今パワハラと言われかねません。)
 
<女性の管理職の登用が増えました。>
実力が伴っていれば何も言いません。ただ増やしただけでは意味がありません。任せたからには、県も後押しする覚悟はしておいてもらいたい。(良きに計らえでは困ります。)まだまだ、男性社会が強い日本です。支援は必要です。(困りごとの要請があればそれに応える義務があります。)
 
つらつらと、書いていきましたが。。今年は、要となる人が多く転校されます。中には退職して、私学に行く人もいます。(この方休みを全部入れて、、引き継ぎ無しで変わるので、、今年は、私が全て資料作りを行う事になります。。既に取りかかっていますが。。結構重い。。(他の方は動いていない。=リスクヘッジしていません。言われた事すれ出来ない人が多い。)そもそも、私も2年経っていませんが、今の職場は辞めて良い無駄な行事が結構多い。
 
いつも思いますが、全体俯瞰が出来る人がいない。管理職ですら、職員の状況、特性を全く理解していない事が多い。細かい目先の事より、学校運営をどうするかが先決です。(学校は一つの職場であり、組織です。そこには規律が求められます。昨今のコンプライアンスを理解しているとはとても思えない。)
 
<今年は。。>
新しい分掌、来期の人員配置が判りました。相当ヤバイ事になっています。絶対合わない人を隣席に持って来ています。。喧嘩が始まります。来月が相当心配です。本来、学校運営には関わり合いのない職位ですが。。今年は相当介入しないと、本当にヤバイ。今から準備しておかないと、(そもそも、今の職場は仕掛かりがとても遅い。)面倒な事は一人に任せる事が多い。仕事の分散が全然出来ていない。致命的なのは、情報共有が全く出来ていない事。

 

今年は、、色々と愚痴の聞き役になりそうです。去年もそうでしたが。。既に、他教科で相談事が来ています。(半日使いました。=私の時間が半日奪われました。)個人的には、自分が職場変わるときはキングファイル一冊ぐらいの引継書は作成します。よって、会社辞めても問い合わせは来ませんでした。そんな事をする人は学校では見かけた事がありません。今の職場で最後の年になります。よって、自分のやりたい事は後回しになります。

 

<職場の特性。>

私は、朝は一番に来て準備します。(現在の職場では皆終業時刻ギリギリの方多い。働き方改革とはいうものの、やるべき事はいくらでもあります。)職員の平均年齢が低いので、多くの方は自分の家庭の都合を優先します。(若い人が多いと、規律が乱れがちになります。まあいいか。という甘い方向に流れがちになります。管理職もそれを放置。)抑えるべき所は抑えるが出来ていません。今年は、全体的に荒れそうです。(職員だけではありません。職員の方向性が乱れると、、生徒も落ち着かなくなります。)職員が朝遅刻、帰宅もフライングします。状態化しているのは絶対良く無い。(管理職はどうお考えか?)

 

<結局>

今年は、ゆっくり出来るかと思っていましが。。そうもいかないようです。4月から(既に3月から事前準備にかかっていますが。。仕事については、1年先以上まで読んでほぼほぼ準備していあります。)大変です。さて、新しい人をどう取り組みかでしょう。頼まれ事が増えるのは必須。今の管理職さんも結構頭が固い。(細かい書類のチェックは出来る方ですが、、管理職はそんな事より、人の育成と人の相性ぐらいは判る人で無いと困ります。全部自分でやりたいタイプの管理職です。)システム管理に至っては問題外(3月下旬ギリギリに新年度のフォルダー作っているようでは遅い。)期間限定の仕事と思っていましが。。ここに来て一気に忙しくなりそうです。