影響が広範囲に及びそうです。単なる自主回収だけでは済まないでしょう。
CBC
↓
小林製薬。。やらかしていしまいました。。
食品安全委員会
↓ 2014年
+++++++++++ 貼り付けます。
欧州において、以下の注意喚起が行われています。
「血中のコレステロール値を正常に保つ」としてヨーロッパや日本などで販売されている「紅麹で発酵させた米に由来するサプリメント」の摂取が原因と疑われる健康被害がヨーロッパで報告されています。EUは、一部の紅麹菌株が生産する有毒物質であるシトリニンのサプリメント中の基準値を設定しました。フランスは摂取前に医師に相談するように注意喚起しており、スイスでは紅麹を成分とする製品は、食品としても薬品としても売買は違法とされています。
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ヨーロッパでは、販売禁止されている国も多いようです。
食品安全委員会
↓
BSE(狂牛病)の時に発足した2003年7月に設立された科学者からなる内閣府の委員会です。2014年で注意喚起だけに終わっています。国の責任も問われるでしょう。
小林製薬中央研究所。
↓ よほど自信があったのでしょう。無毒化への検証も出来ていたようです。
今回の事件は、シトリニン成分とは無関係と小林製薬さんは言っています。この点が一番論点になるでしょう。何がトリガーだったのか、原因究明には時間がかかりそうです。
厚労省大臣
↓
事の重要性を理解しているとは思えません。早急の対応が必要でしょう。遅すぎます。食品安全委員会が注意喚起を出しながら実行力を持たなかった事を意味します。国としても責任も併せて取るべきでしょう。
消費者としては、食品の購入時に紅麹が入っているかどうか成分表示を確認するしかありません。(疑わしきは。。排除するしか手がありません。本来は無毒化されているはずです。そこまで神経質になる必要ないとは思いますが。。)
厚労省
↓
元々は中国(台湾)で薬膳としても用いられていたようです。
↓ とても詳しい解説が載っています。
紅麹:中国由来 黄麹:日本酒などの発酵に使用される麹。他にも焼酎(白黒麹)や醤油にも麹は使用されます。小林製薬のお得意の分野だったようです。古来から使用されている麹菌です。
+++++++++ 貼り付けます。
麹菌には黒麹菌、黄麹菌、白麹菌、紅麹菌など、用途に応じた様々な種類がある
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小林製薬さんのサイトでも上がっていますが、紅麹の無毒化に成功していたという自信が無ければ販売などしないでしょう。
小林製薬
↓
自主回収をしたのが3月22日。遅すぎです。事故を把握したのが1月であるいう事は重い。
自見内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、地方創生、アイヌ施策)、国際博覧会担当
↓ この方元小児科医さんです。説明は丁寧だと思います。
小林製薬さん。。単なる行政処分では済まないでしょう。
TBS
↓
<追記します。>
情報が次々と明らかになってきています。問題は、小林製薬が毒性をなくしたはずの、紅麹製薬過程において、何らかの菌なり毒性を有するものを含有させてしまった事にありそうです。(まだ確定した訳でもないようです。)今回は、人が亡くなっているので、国も発表を優先したという事でしょう。この後次々と新しい事実関係が明らかになって行くでしょう。(まだまだ予断を許しません。)
実は、、製薬過程において他の成分の混入による死者例は過去にもあります。(その会社は倒産していますが。。)病院で処方されるお薬でもリスクはあります。今回は安易にサプリを取る事への警鐘になると思います。しばらくサプリメント製品の販売は低迷するでしょう。他の企業さんへのダメージは計り知れません。
<追記の追記です。>
紅麹の使用を許可しているのは、中国・台湾・韓国・日本だけのようです。
↓
となると。。今回の事件は、他の食品に飛び火する恐れがあります。昨今の日本食ブームへの逆風になるでしょう。(こういった事件は欧米では重要視されます。食は大切な国家ブランドです。)