昨日は、母親のお医者さん。今日は自分お医者さんに行ってきました。。何故か両方とも空いていました。

 

お医者さんにいくと必ず待たされます。皆さん我慢されておられるのでしょうが。。結構大変。それでも、、何処かの国とは違って、日本では医師がストライキを起こすような話は聞いた事はありません。(一部あるかもしれませんが。)ありがたいと思います。日本の医療制度は本当に手厚い。開業医さんの1人当たりの患者数は相当な数です。1人で地域医療を支えてくださっています。(医療行政は国によって様々です。)

 

もっとも、それを所轄する厚生労働省は薬価や診療報酬など何かと医師に圧力をかけます。

 

最近では、

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何故、処方医師をそんなに増やしたいのか。。お薬売りたいからです。

 

薬価は

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脳内出血を起こす重篤な副作用があるので、特定の設備が整った病院でしか処方できません。

 

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薬価は、点滴静注200mg 1バイアルが4万5777円、同500mg 1バイアルが11万4443円。同薬の用法用量は「10mg/kgを、2週間に1回、約1時間かけて点滴静注」となっており、体重50kgの患者の場合、年間での薬価は約298万円となる。

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このお薬は認知症への特効薬ではありません。進行を遅らせるだけでそもれ100%ではありません。何年かかけて静脈点滴をします。本当に効果があるのでしょうか?医療費は国民全員が負担しているものです。薬価についてはよ~く考える必要があるでしょう。

 

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今日診てもらったお医者さんも、高すぎると言っておられました。10円位の安い薬にも厚生労働省の厳しいチェックが入るのにこの薬だけ特別なのは。。と疑問を呈しておられました。しかも初期のアルツハイマー病にしか効果がありません。(それも限られた効果)お金持ちの方が自分のお金で点滴するのならいざ知らず、国民年金保険料から支払われるという所がひっかかります。(製薬会社は大もうけですが。。)

 

実は、欧州ではまだ承認されていません。

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エーザイは、欧州向けに相当力を入れています。

 

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ただ、欧州は前からこの薬に懐疑的です。

 

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 エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬は、症状の進行を遅らせる効果があることが確認されている。しかし欧州の専門家は、副作用や医療資源への追加コストをしのぐほどのメリットが果たしてあるのかどうか疑問を投げかけている。

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言い換えると、認知症のお薬は、まだまだ効果があると言える段階まで来ていないという事です。何とか、多少は遅らせるかも。。という程度でしょう。コロナ禍ではワクチンの開発製造が盛んに行われました。同様に認知症へのお薬への開発はもっと行われるべきでしょう。それぐらいやらないと結果は出ないと思います。