<ニュートリノ編>

東北大学。

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①次世代放射光設備。

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②136Xe二重ベータ崩壊実験

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KamLAND2-Zen

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https://www2.nao.ac.jp/~misatofukagawa/scj_astphys/loi/received/LOI%20KamLAND2.pdf

 

東北大、「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊探索」の最新結果を発表

  ↓ 2023年

 

++++++++++++++ 抜粋します。

東北大学は1月31日、2011年からスタートした国際共同実験プロジェクト「カムランド禅(KamLAND-Zen)」による「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊探索」の最新結果として、「マヨラナニュートリノ」が存在することで見える信号の崩壊半減期を90%の信頼度で2.3×1026年以上と、これまでより2倍以上の精度で予測し、その結果から同ニュートリノの質量が、36~156meVよりも小さいことが明らかになったと発表した。

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ニュートリノ観測といえばスーパーカミオカンデでしたが。。2015年に梶田隆章先生がノーベル賞を受賞されています。あれから、9年経ちます。ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊探索を東北大学では行っています。素粒子の世界は奥が深く、未だニュートリノの質量すら正確に測定できていません。(現代物理学の測定限界でしょう。)

 

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+++++++++ 抜粋します。

これらの測定結果を295km離れたスーパーカミオカンデの測定結果と比較することで、ニュートリノ振動を詳細に研究する事が可能となります。

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スーパーカミオカンデの測定結果との比較をする事でニュートリノ振動の測定値の比較検証を行っています。

 

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+++++++++++ 抜粋します。

 ① 日本におけるニュートリノ研究は、小柴のノーベル賞受賞につながった1987年の超新星ニュートリノ観測から25年の間、ニュートリノ質量の発見、太陽ニュートリノ問題の解決、地球反ニュートリノの発見、3世代間ニュートリノ混合の確立、宇宙起源ニュートリノの発見、と世界第一級の成果を続々とあげてきた。その結果、「ニュートリノ研究は日本のお家芸」と言われるまでに世界の研究者の注目を集め、こんにち多くの外国人研究者がニュートリノ研究のため日本を訪れている。ただし、最近は中国、韓国等のアジアの国々からも優れた研究結果が発表されるなど、競争が激しくなってきた。よって、世界最先端に位置する日本のニュートリノ研究をより一層発展させるために、日本のニュートリノ研究者の力を融合し、新しい研究成果、新しいアイデア、新しい実験技術を創出し、オールニッポン体制で「ニュートリノフロンティア」のさらなる進化を目指す。

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東北大学は、様々な研究成果と国による力の入れ方から見ると、恐らく、日本での格付けは判りませんが。。世界的な格付けとしては、東大・京大を抜いているでしょう。(即ち日本一位の大学だと個人的には考えています。)1907年、日本で一番最初に設立された官立大学の一つです。優秀な研究者が続々集結しています。いつまでも、東大、京大という時代では無いと考えます。

 

---------------- 入試編。

 

共通テスト2次試験は2月25日、26日、理科三類の面接のみ2月27日に行う。

 

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令和6年度国公立大学2段階選抜実施状況の概要 (前期日程分)

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https://www.mext.go.jp/content/20240220-mxt_daigakuc02-000033996_02.pdf

 

2段階選抜実施については、東北大学は、先日の文科省の発表によれば19人の不合格者を出しています。(東大の892人は別格です。京大で81人です。)

 

令和6年度合格者発表日一覧

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https://www.mext.go.jp/content/20240220-mxt_daigakuc02-000033996_03.pdf

 

 

○最近はAO入試が多くなってきています。既に合格発表が行われています。(合格者数などは判りません。)

 

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令和6年度AO入試Ⅱ期出願状況

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https://www.tnc.tohoku.ac.jp/images/various_data/R6ao2syutugan.pdf

 

理学部については、物理系の定員枠が多い事が判ります。物理系の人材を採りたいという意欲の表れです。

 

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国際卓越大学院

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2023年12月

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国際卓越研究大学には、東北大学が選ばれています。ネットを見ると結構批判的記事が多い事が判ります。

 

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ただ、この問題はJSTの組織のあり方の問題で、本質的に大学側に何の問題は無いと考えます。今、この日本で大学用のクラウドファンディングを成功させる事は、官主導では無理だと考えます。JSTは赤字です。運用をプロに任せるべきでしょう。教育は国家なりです。それだけの投資は必要です。日本国政府としては、珍しく思い切った投資をしたものだと個人的には捉えています。

 

批判ばかりでは、前に進むことは出来ません。日本の大学改革は持った無しです。国家としても若い人に対する投資は必要だと考えます。

 

2023年

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++++++++++ 貼り付けます。

「Times Higher Education(THE:タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)」が発表するTHE日本大学ランキング2023で東北大学が1位に選出されました。THE世界大学ランキング日本版2022に続いて4年連続となります。

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優秀な研究者が集まる事が大切です。そういった場をステップに世界の研究者との交流が進む事が重要です。昨今の物理学は巨大な装置を必要とします。研究費用が兆の単位でも足りないぐらいです。(その点、アメリカの私学などは資金力が豊富です。日本の国立大学は遅れています。そのために海外に出て行ってしまう研究者は多いと思います。)大学改革は必要です。後は、教授陣の待遇改善でしょう。あるいはポスドク問題でしょう。彼らを使いこなせないのは、企業や使う側の問題だと考えます。いい加減に彼らを活用できる環境を整えないと日本の学術研究は致命的な遅れを取る事になるでしょう。

 

OIST

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既に、沖縄のOISTでは動きあります。日本人だけで研究する時代は終わりました。世界中から優秀な科学者を招いて研究する環境作りが求められます。