時々購読していましたが、、

 

発行元。

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数学文化 第39号 創刊20周年記念 単行本 – 2023/3/22

 

20周年記念なんだ。。と購入しましたが。。なんと今月号で発刊停止とか。。

 

多くの方が、寄稿を書かれています。寄稿を寄せている国立大学の教授の方は、毎年無料で院生や学校の先生向けに数学講座を開かれています。とても教育熱心な先生です。(他にも協賛されている教授がいらっしゃいます。)私も過去に何回か出席させていただいています。

 

とても残念です。日本の数学教育を本気で考え、問題提起もされていただけに道半ばという感もあります。

 

日本の数学教育が劣化して久しいと感じています。昔の国立大学では教養課程があり、リベラルアーツ教育がなされていたはずです。

 

大学で数学を学ばなく良い理由はありません。かなり前から日本の数学教育は劣化しています。それでも、先進国の中では日本の数学教育はトップレベルにあるようです。21世紀は明らかに数学の時代です。数学で飯が食える時代です。(生保ではデータサイエンティストとして統計学を学んだ学生を採用しています。)

 

昨今の共通テストの数学の出題内容といい、文系は数学はやらなくてい良いという風潮といい、個人的には賛成できません。高等学校までの数学で相当な事を理解する事が可能です。(物理、化学、生物、地学でも数学は女王です。まして工学(電気・電子・情報・機会・土木・建築・・)では、全てにおいて数学が活躍します。)

 

時代の流れなのでしょうか。。購入する層が少なかったのかもしれません。とても残念です。はじめの所にも書いてありますが、、電子化した方が良かったと思います。そうすれば、私なら、遠慮無くポチります。書店でも余り見かけない本なので、なかなか手に入れる事が出来ません。(目に触れる機会が少ない。)

 

お気に入りの本がだんだんと本屋さんから消えていきます。残念。。