eetimesより。

  ↓

 

<①売上高ランキング>

  ↓

<Intel>

  ↓ 横ばいか下降気味です。

 

<NVIDEA>

  ↓ 順調に伸びています。

 

<②時価総額>

  ↓

 

NVIDEAの圧勝です。Intelさん元気ありません。売上高他3位のSamsungが背後からヒタヒタと迫ってきています。売上高と時価総額の関係にこれほど乖離があるとは。。なかなか興味深いレポートです。メモリ分野ではSK hynixの売上が高い。(NVIDEAに搭載されるDRAMが多い事による効果のようです。)

 

※:日本のメーカーさんは上位10社に入っていません。

 

<メモリ>

 

  ↓

 

(1)NAND型フラッシュメモリー系は苦しいようです。

(2)DRAM型は、NAND型フラッシュメモリーよりは持ち直しています。

(3)メモリ分野でSK hynix頑張っています。Samsungを猛追しています。

 

---------------- 抜粋します。

なぜSK hynixのDRAMの売上高が急回復したか? それは、2022年11月にOpen AIが「ChatGPT」を公開して以降、生成AIが世界中に爆発的に普及していき、それに使われるAI半導体としてNVIDIAのGPUが引っ張りだこになったからである。そして、SK hynixは、GPUに使われるHBM(High Bandwidth Memory)のトップシェアメーカーである。そのHBM効果によって、SK hynixのDRAMの売上高が急増したのだろう。

+++++++++++++++++++

 

HBM

  ↓

 

++++++++++ 抜粋します。

HBM(High Bandwidth Memory)とは非常に高い帯域幅(データ転送速度)を持ったDRAMです。

++++++++++

 

3次元実装の工夫により、信号線1本辺りの伝送速度×バスの本数を大幅に増やしています。(TSV(Through-Silicon Vias)を使用した高密度配線と垂直方向のメモリ積層による効果が出ています。距離を近づける事ができます。)

 

<サムスン>

 

  ↓

 

サムスン電子。大幅営業減益です。ライバルに稼ぎを持って行かれたように感じます。(SK hynixなど他のメモリメーカーが相当頑張っています。)

 

アドバンテスト(日本のメーカーです。)

  ↓

 

やはり、HBMメモリの需要が大幅に増えているようです。(生成AI様々です。=NVIDEA様々です。)日本のメーカーも潤っています。

 

半導体製品も昨今では仕様が様変わりしています。(超広帯域、三次元実装による効果。)各社が熾烈な開発競争をしています。(莫大な投資をしています。)それでも売上が伸びるという事は、今後も売上は伸び続けるのだと思います。未来への投資も大切ですが、現行の工場で生産されている製品を売りさばくのも大切だと思います。

 

メモリの在庫調整も順調に終わりつつあります。

  ↓

 

半導体メーカーさんは今年は順調そうですが。。同時に競争も激しくなっています。パイの奪い合いになっています。