<元ネタ>
日経Xtech
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--------------- 貼り付けます。
埼玉県白岡市の橋梁工事で、クレーンの重さに耐えるよう地盤改良したところ、設計値よりも大幅に固くなり、その場所に後で設置する橋脚の工事費が約2600万円増大することが分かった。
クレーンの総重量は1400t。重りやワイヤなどを含めると2128tの重量が地盤にかかるので、そのままでは耐えられない。そこで、クレーンの設置場所を含む約1080m2の範囲を、中層混合処理工法で4.8~6.4mの深さまで改良した。改良地盤の強度の設計値は約300kN/m2だった。
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地盤改良により、その建設現場における地盤が以前よりも固くなった事による、費用増加についての記事のようです。(日経Xtechの会員ではありませんので、記事を全部読んだわけではありません。)確かに設計値の6倍とは桁違いな気もしますが、、(丈夫に作りすぎた訳です。)コストが2600万円膨らんだとか。。
仕方がないと思います。市も問題視していないのは当然でしょう。偽装されて、後から取り壊して再施工など考えたくも無いし、最悪、建設不可能という事態まで引き起こします。3ヶ月の工期遅れでもしっかり施工していただければOKです。(日本が地震列島である事は忘れてはいけません。地盤が安定してる事は一番重要な要素です。)
<土木現場の現場。>
悪質な業者(と言うか。。無能な業者)にかかるとこういう事態を引き起こします。
↓ 2年も遅れるとか。。あり得ない。賠償金ものです。
土木現場における不正行為は常態化していると言っても良いでしょう。(実際に、過去に自宅マンションが被害を受けていました。当然全て修繕しました。管理会社にお任せでは詰みます。(15年間自主管理運営にして修繕しました。現在は管理会社に入ってもらっています。))検査機関がしっかりしていな場合は被害が更に増すことになります。住民は泣き寝入りしてはいけません。行政サイドは不正が起きないように正しい検査を現地で、自分の目で確かめる必要があります。第三者に診てもらう。住民全員を巻き込む事は特に重要です。(何もしないでは誰も助けてくれません。)
<大手ゼネコン。>
「パークシティLaLa横浜」大手ゼネコン(三井住友建設)がやってもこの始末です。
↓ 購入価格は5000万円ぐらいするようです。(ネット上の書き込みより。)
失われた月日は帰ってきません。今ある現状をいかに改善するかそれだけです。更地からやり直すという事は、多大な時間の浪費と金銭的無駄を生み出します。(全てのゼネコンが悪いとは言っていません。。ただ、悪質な例が後を絶ちません。)
私も忘れていました。2007年の事故案件です。
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++++++++++++++ 貼り付けます。
販売元は三井不動産の子会社である三井不動産レジデンシャル。施工の元請けは準大手ゼネコンの三井住友建設。杭打ち工事は、旭化成の子会社の旭化成建材が担当した。11年に国土交通省が後援するプロジェクト「土地活用モデル大賞」も受賞した話題のマンションだった。
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つまり、国土交通省のお墨付きマンションです。(=一番危ない。)官僚は現場を見ません。書類のみサインしたらお仕事終わります。検査が一番儲かるし(何よりコストがかからない。中抜きの仕組みです。)一番手抜きが起きやすい部分です。他の国の検査機関も同じようなものです。(天下りが多いのもその要因です。)
<結論>
過剰に作った事は仕方がありません。工期3ヶ月遅れで済むのなら御の字です。私の済んでいる土地は地盤が軟弱です。何本も杭を打ち込む必要があります。それでも最近はマンションが乱立して密集しています。地盤沈下が心配です。建設用クレーンの接地圧はとても高く。それだけで建物が傾く位の圧力は発生可能です。(建物自体も重量があります。)
マンションは大型化し巨大化しています。地盤の強化は必須です。(でも人目ではわかりません。)東京の高層建築を見るとため息が出ます。(大丈夫か?)地震が起きたらどうするんでしょう?建物を観察すると判りますが、高層の建物の近くでは毎年地盤沈下が発生します。(近くの設置物の傾きを見れば、どの方向にどれぐらい傾いているか素人でも判ります。大抵は、東西か南北の方向に傾くようです。)自分の住んでいる土地は良く知る必要があります。日経Xtechさん。日経の中でも特に良い記事を書いていると思います。