大規模な障害があったようです。
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我が家ははソフトバンクのサービスは使っていません。その為気がつきませんでいた。
<本来通信とは。>
この国はNTT(電電公社)の時代から国内の交換網の整備を徹底して行っていました。(もはや過去の過去形です。)地上の回線が切れたら、迂回路を探してて(昔は方路の二重化は必ず行っていました。)、それでも駄目なら、衛星に切り替え、あるいは海底ケーブルに切り替えして、二重、三重に回線の品質を保っていました。まして119、110が繋がらないなどあり得ない。
その昔は交換機が1時間止まっただけでも大問題でした。(電話局長さんの首が飛びます。)それぐらい緊張感を持って仕事をしていたはずです。何故なら、当時電話網は重要なインフラだったからです。(インフラ整備には事故が付きものです。多くの方が作業中に命を落としています。インフラ整備は命がけです。)
<移動体登場>
現在は、スマホ(Wifi)も整備されています。スターリンク衛星を使えば、山だろうが何処でも使用可能です。
報道のされ方もアッサリしたものです。その分、設備投資は抑えて収益性を上げる方向に舵を取る通信事業者が増えました。(お金儲けの手段)二重化、三重化などすればコストアップに繋がります。災害対策など考えてもいないでしょう。(そもそもその人的リソースがいない。人手がかかっていないから安い。)
<安ければいいのか?>
コストにはそのサービス全てが含まれます。良いサービスは高価です。とにかく価格が安ければ良いという風潮は現代の病巣だと思います。選択するのはユーザーですが、ユーザーはその責任を負う覚悟が必要です。多くの事業者の古くなった設備はそのままになっているのではないでしょうか。(インフラ整備はお金がかかります。)儲かる事業だけに原資集中していませんか?博打やってませんか?投資と博打は全く異なります。
<諸悪の根源。>
誰が悪いか??「総務省」でしょう。昨今NTT法の改正といい、何を考えているのか理解できない政策が多い。ついに人材が枯渇したとしか言いようがありません。国内の通信網の事すら把握していないのでは?と思います。多くのお役人は、そのほとんどを外注します。自ら考える事はしません。そのヘッドが法律から、施工、全ての権利を有しています。本来ならスーパーエリートでないと困ります。(自らの頭で自発的に考える力。。あれっ。。文部科学省さんが若い人に求めている力です。大丈夫かな。。)
2024年にはNTTで提供していた多くのサービスが終了になります。
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より安く、コストの削減を人手をかけないインフラ整備(回線事故時の対策など二の次)の手抜きを行ったサービスへと変貌するでしょう。ユニバーサルサービスなどもはや死語です。
さて、この国ユニバーサルサービスはどこまで維持されるのでしょうか?国会議員さんでも技術的な話になると全然理解していない先生方が多い。基本は国家が行うべき事業です。それを託された企業は全身全霊で努力する義務があります。国の事業はお金儲けの為にあるわけではありません。その原資は全て国民からの貴重な税によって賄われています。今一度襟を正す必要があるでしょう。
ガス・電気・水道・通信。インフラは国の基本です。日本国内で全て整備できない現状は、とても問題だと思います。(多くが外国製品ばかりです。)国会議員さん判ってますか。。?日本の産業の空洞化は止まらないでしょう。
インフラ整備には人手は必要です。人が整備します。人間による人間の為の世界を構築しませんか?日本国政府の政策にはビジョンが欠けていると思います。人間が中心の社会でなければいけません。