キオクシア リストラです。

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昨年度1年間の決算で1381億円の最終赤字となり、ことし4月から6月までの3か月間の決算でも1031億円の最終赤字を計上していました。

 

とあります。

 

SSDの価格下落はなかなか止まりませんでした。上昇する気配も余り無い。工場を稼働する方が赤字になります。明らかな経営判断ミスです。

 

SSDを作っているメーカーさんは例外なく赤字でしょう。他の分野の業種で赤字を埋めるしかありませんが、キオクシアの場合はSSDに特化しているので現在の状況は致命的です。

 

やや持ち直した感はありますが。。

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原因は供給過剰。過剰在庫です。まだまだ値段的には安い。1年前と比べると半額です。おまけに今は4Tbyeも安く購入できます。まだまだ十分安いと思います。

 

次世代のGEN5規格の製品も次々と登場しています。

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ちょっとお値段はまだ高い。

 

最近は、Samsung が4Tbyteモデルを4万円台で発売しています。(GEN4.0

規格 去年は2Tbyteモデルが4万円以上していました。新しいモデルですが、半額です。)

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いや~。。このレベルで十二分です。

もっとも、2万円台もあります。

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GEN5.0対応のSSD

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1年前のGEN4.0世代と同じかちょっと高いぐらいの価格です。(おまけにスピードは2倍近く速い。)まだまだ安いと言えます。(ただ発熱が大きいようでヒートシンクがかなり大型です。消費電力が半端ではないでしょう。寿命にも影響を与えます。)

 

最近は中国製も流通しています。

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半導体は微細化が続いていますが、、最近のCPU,GPU,SSD,メモリ、細い配線を利用して詰め込み過ぎです。(設計手法に問題あり。)結果として発熱が大変な事になりつつあります。今後もPCの消費電力は増えるのは確実。空冷では限界となり、液冷が普通になるでしょう。

 

人類が消費するエネルギーは果てしなく増加していきます。(一般的なデータセンター。生成AIデータセンターの消費電量は莫大な量になります。)部分最適化より全体最適化の方が効率が良いと思うのですが。。この流れは止まらないでしょう。

 

それにしても、、SSDの値崩れがここまで続くとは、、予想外でした。(消費者としてはありがたいですが。。)どこかが作りすぎたのでしょう。回復にはまだ時間がかかりそうです。