天リルvideoさん。
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先日紹介した、スマート望遠鏡SeeSTARーS50
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M42星雲 26分以上のスタックで見事な星雲の姿が映し出されています。馬頭星雲も3分のライブスタックで、その姿がハッキリ映っています20分位スタックすればもっと構造がハッキリするでしょう。(その時間が無かったようです。彗星の方が忙しかったようです。)
一番驚いたのが、西村彗星のテールの構造まで見えていることです。基本、追尾は地軸に同期しているはずなので、距離が近い彗星は恒星より見かけ速度が速くなり長時間露光の場合は、どうしてもぶれます。
彗星をピンポイントで捉えると、今度は恒星が流れます。彗星の写真では良くある構図です。
導入も手軽です。Duo band filterも内蔵しています。
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Hα OⅢ透過型、光害フィルター内蔵なので郊外での観察にもってこいです。今回のような彗星導入には最適です。
値段から考えるととても優秀です。。売れると思います。入門者用というより昔から天文をやっている人が購入しそうです。サブ機として欲しい。
これから冬にかけて寒くなってきたときに屋外に置いて室内で観望という横着もできそうです。参りました。夕方に見える彗星ばかり見てきましたが、これだったら、朝方の彗星も手軽に見る事が出来そうです。
海外ではGIMPを使って映像処理している方も見えます。
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こういった機材は海外の方が普及が早いです。日本はどうしても遅くなります。
センサーはSony IMX462
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<IMX462>
画素数:210万画素
解像度:1920×1080
ピクセルサイズ: 2.9µm×2.9µm
センササイズ : 1/2.8"
もう少し大型のセンサーだともっと綺麗に撮れるでしょう。スマート望遠鏡から目が離せなくなって来ました。
30万円近くするVesperaのセンサーもSony IMX462です。
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60万円以上するeVscope2のセンサーはSony IMX347です。
<IMX347>
画素数:770万画素
解像度:3200×2400ピクセル
センサーサイズ:1/2.8
センサーサイズはどちらも同じ。
eVscaope2
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ソニー工業用センサー
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お値段から考えると、現状、SeeSTARーS50が一番安い。正直良くこの値段で販売できるものだと思います。一般家庭にも大量に普及するのではないかと思います。