今後益需要が増えると思います。

 

①半導体工場の増加に伴う電力増加。

②家庭内PCの高性能化に伴う電力消費量増加。(4K、ゲーム。)

③家庭用ゲーム機の普及に伴う電力消費増加。

④コンビニエンスストアなどの24時間営業の復活等に伴う電力需要増加。

⑤ナイトゲームなどの屋外スポーツの復活に伴う電力需要増加。

⑥電気自動車の普及に伴う電力需要増加。

⑦データセンターの増設に伴う電力需要増加。

⑧移動に伴う輸送(鉄道、飛行機、船舶)手段による電力需要増加。

⑨景気回復に伴う工場増設による電力需要増加。

⑩AI活用による電力需要増加。

⑪気候変動による電力需要増加。

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PCやスマホは小型化省電力化されていますが、、更なる高性能を求めて電力は増加する傾向にあります。高出力ポータブル充電器の登場による電力需要も無視できません。

 

正直、従来の見積もりでは電力の供給量は足りないと考えます。

 

経産省

  ↓ 6月9日。

 

----------------------- 抜粋します。

全国エリアにおける 2023 年度夏季の電力需給対策

(1)供給力対策
休止中の電源の稼働を確保しつつ、再生可能エネルギーや原子力など化石燃料を用いない非化石電源の最大限の活用を図ることができるよう、対策を着実に実施する。
○発電所の計画外停止の未然防止等の徹底
○非化石電源の最大限の活用
○小売電気事業者に対する供給力の確保等の要請
○電力広域的運営推進機関によるkW、kWhモニタリングの実施

(2)需要対策
東京エリアにおいて、熱中症予防に留意した上で、無理のない範囲での節電の協力を呼び掛けていくとともに、以下の省エネ・節電の取組を進めていく。2022 年度冬季に実施した「節電プログラム」の効果を継承・拡大し、経済的インセンティブを伴う実効性の高い節電の取組を推進する観点から、産業界や家庭等に対し、DRの普及促進を働き掛けていく。また、電力需給ひっ迫時の産業界や自治体との連絡体制等について、事前の確認を進めることとする。

○省エネ対策の実施
○対価支払型のDRの普及拡大、改正省エネ法を活用した工場等のDR促進
○産業界や自治体と連携した節電体制の構築
○セーフティネットとしての計画停電の準備

(3)構造的対策
直面する電力需給ひっ迫の克服に向けて、今後の供給力の維持・拡大を図るために、引き続き、発電所の積極的な維持・活用や、新規投資の拡大を促すための制度的な構築の検討を進める。
○容量市場の着実な運用、災害等に備えた予備電源の確保
○原燃料の調達・管理の強化
○脱炭素電源等への新規投資促進策の具体化
○揚水発電の維持・強化、蓄電池等の分散型電源の活用
○地域間連系線の整備

 

 

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字面にすれば、簡単に達成できそうに見えますが。。厳しいと思います。自宅のPCですら夏は発熱により冷却する必要があります。まして、データセンターやスーパーコンピュータなどに要する電力は馬鹿になりません。昨今流行の核融合の研究の為には、自前で電力を発電する必要があります。(大規模です。)

 

政府の見積もりは甘いと思います。これから益々電力需要が増えるでしょう。さて?どこからエネルギーをひねり出すのでしょうか?正直無い袖は振れません。ちょっと心配だな。。杞憂ならいいのですが。。