日本がアメリカスカップに本気でチャレンジしていた時代から見てみます。その昔日本は、アメリカスカップ。に3回チャレンジしています。
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当時は、キールがあった時代です。どの国の艇の底も企業秘密で隠されていました。スピンネーカーを張る瞬間が美しかった記憶があります。ヨット上のセーラー達の動きが見事でした。ヨットの上は狭く一歩間違えると海に吹き飛ばされます。
日本チャレンジ艇
↓ 90年代です。
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この頃に日本企業はとても元気で力に溢れていました。当時のNHKはBS枠で放送をしていた記憶があります。NHKは昔の番組程、質が高かった記憶があります。(それだけBS(衛星放送)にお金をかけていました。)
<今は昔>
現在は、まったく様変わりしています。
↓ 2021年
キールが廃止され、変わって両翼にウイングがついて水上スキーのように空中に浮くようになっています。
↓ 2021年
動画を見ると判りますが、完全に海のF1と化しています。スピードも速くよりスピーディーなレース運びになっています。現在では、日本の企業の代わりに中国の企業がスポンサーに付くようになりました。
ヤマハは熱心なスポンサーさんの一つです。
↓ 2013年。
現在のアメリカスカップ。のヨットは最先端のテクノロジーで作られています。まさに海のF1です。日本艇の参加が復活するととても嬉しいと思います。
ソフトバンクもスポンサーです。
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常にチャレンジャーである事は企業に限らず人生で必要な要素です。何かに挑戦している姿は人を感動させます。日本でももっと流行って欲しいと思います。
第34回アメリカスカップ。
↓ オラクルチームUSAの優勝です。 2013年。
この時は韓国、中国も参加しています。
多くの先進国で人気です。日本は海洋国家です。もっとヨットの文化が普及してもいいと思います。アメリカスカップ。になかなか日本艇を出せない理由は、、恐らくお金の問題だと思います。
最後に日本艇が出たのがソフトバンクからのようです。
↓ 第35回アメリカスカップ 2017年6月
第9戦は日本の福岡県で行われています。
最近のヨットはとても高速です。
↓ エミレーツチームニュージランド 50ノット=92.60 kph。。驚異的です。
自然の力だけでこれだかのスピードを出す事ができます。(もっとも、ヨットの内部はハイテクの塊ですが。。何万ものセンサーが入っています。)
↓ 2021年 トヨタもスポンサーです。自動車会社です。ノウハウは一杯です。
第37回は、スペイン バルセロナ
↓ 2024年開催。
<防衛艇>
ニュージーランドの旗 エミレーツ・チーム・ニュージーランド(ニュージーランド)
<挑戦艇>
INEOS Britannia(イギリス)- 挑戦者代表(Challenger of Record)
アリンギ・レッドブル・レーシング(スイス)
ルナ・ロッサ・プラダ・ピレリ・チーム(イタリア)
ニューヨーク・ヨットクラブ アメリカン・マジック(アメリカ合衆国)
フランスの旗 オリエント・エクスプレス・レーシング(フランス)
エミレーツといえばエミレーツ航空です。昨今はオイルマネーが大量にスポーツ業界に入り込んでいます。
-------------------------- おまけです。
<サッカー>
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日本に多くのヨーロッパクラブチームが来日しています。今日は、マリノス対セルティックの試合がありました。6対4。既にニュースに上がっています。(この日は、WOWOWでの放送です。)
アル・ナスル(サウジアラビア)
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ロナウドをはじめ多くのビックネームが加入しています。去年のW杯サッカーを開催したのもカタールです。
冬期オリンピックがサウジアラビアで開催されるとは、誰が予想したでしょうか。
↓ 2029年の冬期オリンピック。
ちなみに、、次回冬期オリンピックは、2026年 ミラノ・コルティナ ダンペッツォで開催されます。
スポーツ界は巨額なお金が動き回っています。日本での開催はますます難しくなるでしょう。世界との差は開く一方です。(企業のスポーツへお金をかける力は欧米には負けます。)
<追記です。>
2019年からセールGPヨットレースが行われています。
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DAY2
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