突然の発表でした。
↓
三菱ふそう
↓
ドイツのダイムラー・トラックの傘下である。 とあります。ずいぶん前から日本の企業では無くなっています。
ホームページ
↓
電動トラックが売りのようです。
ダイムラー・トラック
↓ 三菱ふそうの親会社。
当日出席したのは、
ダイムラートラック CEO マーティン・ダウム
三菱ふそうトラック・バス 代表取締役社長・CEO カール・デッペン
当社及び三菱ふそうトラック・バス株式会社の経営統合に係る
基本合意書の締結に関するお知らせ
↓
https://www.hino.co.jp/corp/for_investors/disclosure/assets/20230530IR_j3.pdf
----------------------- 抜粋します。
3.本経営統合後の株式の上場に関する事項
本日現在、当社の株式は東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場されております。本経営統合を実施した場合にも、本統合会社の株式は、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場されることを想定しておりますが、本経営統合は非上場会社である三菱ふそうとの間で行われるため、本経営統合の方式等によっては、当社の株式が東京証券取引所の上場廃止基準(プライム市場)及び名古屋証券取引所の上場廃止基準(プレミア市場)に基づき「合併等による実質的存続性に係る猶予期間入り銘柄」となる可能性があるほか、本統合会社の株式をテクニカル上場申請することとなる可能性もあります。
<日野自動車大株主>
トヨタ自動車株式会社 50.14%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 10.61%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 2.97%
SSBTC CLIENTOMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)0.92%
東京海上日動火災保険株式会社 0.85%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.82%
JPLLC-CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.82%
MSCO CUSTOMER SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.78%
JP JPMSE LUXRE NOMURA INT PLC 1 EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.74%
株式会社デンソー 0.71%
<三菱ふそう大株主>
ダイムラートラック社 89.29%
株式会社三菱UFJ銀行 2.38%
三菱重工業株式会社 2.38%
三菱商事株式会社 2.38%
東京海上日動火災保険株式会社0.71%
明治安田生命保険相互会社 0.71%
三菱UFJ信託銀行株式会社 0.71%
AGC株式会社 0.71%
日本郵船株式会社 0.36%
三菱電機株式会社 0.36%
三菱マテリアル株式会社 0.36%
---------------------------
実質的な日野自動車の解体です。国土交通省から型式認定が認められない状況下では会社を建て直す手段がありません。こういった状況を招いたのは、この国のお役人です。思惑通りでしょう。三菱ふそうの大株主はダイムラートラック社が89.29%で実質的には三菱ふそうはダイムラートラックそのものです。トヨタにとっても日野自動車を立て直すのは難しいという判断なのでしょう。色々な力学は働いていそうです。
日本の有力な企業がどんどん外資系の企業に売却されます。(表向きは統合でも対等な関係ではありません。)それも国の主導によって。。とても残念な事だと考えます。色々と思うところはありますが、、日本の製造業は危機的レベルにあると考えます。官の力が強すぎると思います。会社を潰してしまっては元も子もありません。日本のエンジン製造技術は間違いなく世界一です。それも手放すという事でしょう。トラックの電動化はまだまだ難しいと思います。
会社いじめという点では厚労省も同罪ですが。。(医薬品メーカを廃業に追いやりました。)最終的には、従業員が路頭に迷います。国民が迷惑を被ります。現場が大変な事になります。この国の中央省庁はこの国をどうしたいんでしょうか?民間会社は天下り先として確保したいんでしょうが、、ちょっと私物化しすぎな気がします。
※:個人的にこの業界の事は詳しく知りません。知っている範囲での考えです。