今日は各地でシステム障害があったようです。

 

NTT

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ANA

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記憶に間違いがなければANAのシステムはアマデウスのはずです。

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中央データベースはドイツにあります。

 

システムに障害は付きものです。問題はその対応。ソフトもハードも海外製が多い昨今、自力で障害を復旧させるのは無理があります。

 

昔は、銀行、電話、データ、通信、航空管制、と言った基幹部は日本製のソフトで動作し、日本製のハードで動かせました。現在では、日本製はどんどん淘汰されています。

 

富士通がメーンフレーム撤退を聞いてから久しい。この国自前で開発する事ができなくなります。

 

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いいんでしょうか??物作りのノウハウといい、システム設計をフルスクラッチ開発した事のない設計者といい、日本人の技術者のノウハウの継承がされなくなっています。ゼロからいきなり設計はできません。プロトタイプから始めて、実装を経験し、失敗も経験しないと技術者達の経験値が上がりません。単なる頭でっかちの集団になるだけです。

 

これからも、こういったシステム障害は続くでしょう。海外製品はブラックボックスが多い。本国に問い合わせても間に合いません。(アメリカ、ヨーロッパともお休みはたっぷり取ります。休日はキッチリ仕事しません。=しっかり休みます。)アドホック的な障害に対応する部隊を養成する必要があると思います。日本の弱点になりそうです。