テレビ大阪

中国VSインド 知らざれるミャンマー 2015年の番組です。

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いまだ水銀を使っているとは、、有害です。他にも有害物質が一杯あります。多くの途上国で行われている事実です。(半導体の廃棄回収も同様。)JOGMEC(経産省所轄)も動いていました。安倍元首相の姿も見られます。中国、インドに囲まれた国家です。立ち振る舞いが大変難しい国家です。テレビ大阪、当時危険な現地に行って取材したジャーナリスト精神は賞賛すべきでしょう。

 

JOGMEC

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2016年には『ミャンマーの鉱物資源』について講演会を開いています。

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--------------- <ミャンマーを知る。>(旧ビルマです。) -------------

 

Jetroサイトビジネス短信から、ここ最近の状況を拾います。

①現状把握

  ↓ 2023年 2月3日

とても不安定な国家です。軍部が政権の座について2年間が経ちました。

 

  ↓ 2023年 2月2日

マネーロンダリングに利用されていますが、当局としては認めないというアピールです。制裁を回避する事で必死です。

 

ただし、、実態は、

  ↓ 2022年10月27日

北朝鮮、イランに続き3カ国目のブラックリスト入りとなる。

 

  ↓ 2023年 2月2日

事業体については、軍事政権の維持・支援に加担しているとして、選挙管理委員会(UEC)第1鉱山公社(Mining Enterprise No 1)第2鉱山公社(Mining Enterprise No 2)を指定した。個人では、エネルギー相のミョー・ミン・ウー氏を含む軍事政権関係者や元軍高官など6人を指定している。

 

昨年ペロシ米下院議長(当時)がミャンマーについて人権問題など会談しています。

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ペロシ議長は同会談について「われわれは、自由で安全なインド太平洋という共通の目標を推進するため、幅広い議論を行った」との声明を行った。

 

「ASEAN加盟国はミャンマーの暴力行為や人道的状況の悪化に深い懸念を抱いている」としたASEAN議長声明(2022年2月4日記事参照)で主導的役割を果たしたことに感謝の意を表した。

 

現在、ミャンマーは関係各国から制裁を受けています。

 

---------------------- <日本のスタンス> -----------------

日本の対応は、、

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この事実を風化させてはいけません。あれから15年。

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日本人も犠牲になっています。(ミャンマーの軍部から狙われていました。)

 

判りやすので、NHKのサイトから

  ↓ (1)(2)(3)の3回シリーズの(2)を貼り付けます。

 

政権誕生には日本が強く関わっています。過去も、現在も、そして未来も。多くの日本企業が未だミャンマーへの投資にかかわっています。


-----------------------  データで見るミャンマー---------------------

 

 

<面積>

67万6,578平方キロメートル(日本の1.8倍)

<人口>

5,753万人(2022年6月推計値、出所:米国中央情報局)

<首都>

ネーピードー

<言語>

ミャンマー語、シャン語、カレン語、英語

<宗教>

仏教(87.9%)、キリスト教(6.2%)、イスラム教(4.3%)、ヒンドゥー教(0.5%)

<GDP>    2019年  2020年  2021年

実質GDP成長率    6.75(%)     3.19(%)    △17.94(%)

<貿易>

対日出額   1,436(100万ドル) 1,241(100万ドル)  908(100万ドル)

対日輸入額    501(100万ドル)    552(100万ドル)    300(100万ドル)

 

日本の主要輸出品目

  輸送機器(27.2%)、電気機器(11.8%)、一般機械(10.1%)

日本の主要輸入品目

  衣類(70.5%)、履物(7.8%)、魚介類(4.6%)など

 

<対日貿易上の特徴および問題点>

  特徴:特恵関税を利用した、衣類、靴などの労働集約型製品の輸出が多い。

問題点:2022年4月以降、外貨の現地通貨への両替義務化や外貨の送金規制などにより、貿易決済に支障が生じている。また、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ景気低迷から脱却し、輸出入を体系化、輸入による外貨の流出を抑制する目的で、新たに輸入ライセンスが必要な品目が追加され、2022年4月時点で9,099品目に上る。
 
<日系企業進出状況>
企業数:413社

備考:ミャンマー日本商工会議所メンバー数、2022年6月末時点。
出所:ミャンマー日本商工会議所
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ミャンマーの地政学(2019年)

  ↓ 2019年2月1日

 

  ↓ 2020年には習近平国家主席が当地を訪れています。

 

中国人もインド人も金が大好きです。狙われたミャンマーに取っては災難以外の何物でもありません。他にも鉱物資源が豊富に眠っています。

 

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放送当時は、ミャンマーもまだ民政下でした。現在は軍が政権を握っています。世界が平和なのは束の間です。世界中のどこかで常に紛争が起きています。人間の欲望は留まるところをしりません。

 

マンミャーの多くは仏教徒です。本来穏やかな国民のはずです。小規模でコツコツとやってきていましたが、大国の欲望に翻弄されています。小国の悲劇と言って良いででしょ。特にコロナ禍では様々な悲劇が起きている事は容易に想像できます。

 

日本にある、『日本ミャンマー協会』

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雑誌『選択』によると

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https://www.sentaku.co.jp/articles/view/22872

 

ミャンマー国軍が麻生太郎氏を表彰していたようです。(中国特使と同列)。。現在、日本ミャンマー協会のサイトに役員の一覧はありません。2021年には記載されていましたが、全て削除されています。(多くの国会議員の名前が載っていました。)ネットをググれば誰の事か判ります。(ホームページで隠ぺいしても無駄です。)国会では絶対出てこない話題です。

 

日本も大国です。国際舞台の重要なリーダーの一つです。責任ある行動が求められます。

 

金相場

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金の相場は下落する様子がありません。長期投資としてもしばしば用いられます。ミャンマーの国民の苦境は続くでしょう。不幸な地政学下の元に生まれた国民が気の毒です。日本はたまたま島国でした。大国に挟まれた国家の不幸な歴史を知る事は大切だと考えます。