個人的には、youtubeをとても有効に活用させて頂いています。
<個人的に、>
(1)学習目的。一流の講師からタダでその道の真髄を教えてもらえる事ができます。一緒に考えるだけで楽しい。
(2)知識の習得。現在ではあらゆるジャンルの専門家が詳しく教えてくれるサイトが世界中に存在します。(多言語ができれば理想です。)皆さん理想が高く、善意の方が多いので安心できます。(当然大学も多数配信しています。)
(3)一流の人達の感性を共有できる。(芸術、学問、一般人が到達できない領域にいった人の話は貴重です。)
(4)ライブ配信。(デジタル機器の発達が多大な貢献をしています。日本では雨でもハワイでの流星の状況がライブ、アーカイブで確認できます。)
(5)一流の研究所が、情報をネットに常時開示するようになりました。天文に関しては、ESOやNASAのサイトに入れば自由に情報が取得できます。
(6)本には載っていない、天文機器や実験機器なのでノウハウの収集。
(7)国立天文台や、理化学研究所がyoutubeで最新の科学を解説していただけます。ある意味、大学並の講義がタダ。昔ならありえません。(科学の裾野を広げる努力がなされています。)
(8)個人で、数理系の勉強を教えていただける良質なサイトが大幅に増えた。長年、大学や高校がやって来なかった事です。(今は21世紀です。)
<Gooleという企業>
ベースにあるのは、Googleの文化形成でしょう。Google finace Google scholar
Goole XXX と何でも無料でサービス提供されています。これらは本来、国や学術機関がやって来なかった事が原因で、ビジネスライクになった荒廃した学術、芸術分野にも光が当たる事を意味します。
youtubeは、アカウントのバンがあったり著作権の関係があったりと、色々と批判もありますが、今までの既存のメディアを破壊してくれた功績は大きいと判断します。また、昔からのボッタクリ商法を破壊していくれた功績も大きいと判断します。
もっとも、中には、全く的外れな内容のサイトもあります。(数を持っているサイトでもダメダメなサイトは多い。)これは、個々人が勉強して学べば良い事です。論理性が破綻していれば、内容がおかしいと気がつくはずです。
<最近のGooleで評価する事>
昨年の、ショパンコンクールのフルライブ配信は、Googleのような巨額なお金の出資が無いと実現できません。さらには、私のような一般人に一流の芸術家の演奏をライブで配信してくれるなどいう事は夢みたいな事で、とてもありがたい事です。(飛行機予約して、ホテル滞在して、現地までいけば300万円では済まないでしょう。)利権(既得権益)をぶち壊すには、それらを上回るお金をかければぶち壊す事ができる事が判った瞬間です。
<現実社会>
残念ながら、仕事をするにしても、当事者たちで当事者たちの環境を良くする事は年々難しくなってきています。特に契約社会に疎い日本社会では、労働の搾取が当たり前のように行われ、人のスキルで稼いだ金をタダ同然で手に入れて悪い事に使うようになりつつあります。(商業主義の暴走。=儲かれば良い。)悪いことを合法的に行うのが当たり前の社会になりつつあります。(しかも地下に潜って表に現れません。(健全な社会の中に紛れ込んでいます。)=現行の警察ではもはや取締不可能です。)
日本のどこかで普通に行われている氷山の一角でしょう。
↓
個人的には、以下の方のご意見に賛同します。
↓ 内容によっては、かなり厳しい意見もされています。
こういった話は、youtubeが普及してきたからこそ聞くことができるようになったのでは無いでしょうか。高い理想と志を持った人の周りには、同じような理想を持った人達が集まります。
経営効率を重視しすぎた結果、各国の文化が衰退しつつあるようです。昔の貴族制は批判されがちですが、大衆化も問題です。現在の貴族は選ばれ選抜されています。その分、社会的な責務が大きく、そのプレッシャーは半端ではありません。(日本の政治家のようにとぼけて、終わりという構図は見たことがありません。)品格の問題だと思います。品格は国家の基本を成します。(ヨーロッパの貴族、日本の貴族はどちらも品格があります。=質素で堅実な生活をされています。教養は深い。)育ちの問題でしょう。
全体俯瞰、全体最適化によって調和している世の中が理想でしょう。やはり、現場をよく知っている(苦労してきた)技術者や、芸術家などがトップに立つべきでしょう。利益確保だけに走るだけのトップは全員クビで良いと思います。(世の中に立たないだけでなく害悪です。=文化の素人です。何も生み出せません。)
お金は手段です。目的ではありません。利益も結果です。目的ではありません。昨今はこういった当たり前の道徳観念を持たない経営者が増えています。勢い社会は乱れます。不正が増えます。弱い立場の人達はますます弱い立場に置かれます。善意は利用されてしまいます。
余り知られていませんが、学術出版についても、シュプリンガー・ネイチャー/エルゼアの暴走はもはや無視できない所まで来ています。(超ボッタクリ。特に日本はカモです。)ニューイングランド医学誌などの編集長の年収は推定7000千万円に達します。論文の掲載料が700万円とか常軌を逸してます。(こういった負担が、若手の科学者達を苦しめる結果になっています。国の図書館の必要経費のほとんどは、シュプリンガー・ネイチャー/エルゼアなどに吸い取られています。=国立大学の費用は税金です。=本とネットでダブルでお金払ってます。)肝心の研究に予算がつかないようようでは、日本の研究者が衰退する訳です。
一人では、こういった暴走は止められません。でも、発言する場所を提供してくださる企業が少なくともあります。日本人も現状を正しく認識し、共感して、その声を大きくして社会を変えていく必要があります。(日本だとニコ生でしょうか。)昨今、こうした事を上げる人達がようやく現れるようになりました。
いたずらに、国の指導に従うだけであれば、教育の成果がゼロであったと言われても文科省や、学校の先生方は言い訳できないでしょう。論文を書くにあたっては、クリティカルシンキングが必須です。疑う。疑問に持つことは一番大切な精神です。
素直で謙虚なのは、学ぶという姿勢においてとても重要な素養ですが、現代社会はそれすら奪っていましました。(搾取されやす。)文化を維持する事すらままならない世の中です。(強いこだわりを持つ人が減ってきています。)
大衆化と芸術(学問)。すり合わせが大変難しい問題です。現在は、汎用に生きる人々の大量生産が加速されます。(お金が好き。お金が全て。)
お金は大切ですが、目的ではありません。個人的には、常に、こだわりを持った生き方をしていきたい心がけています。(多分日本では少数派です。)
人間は文化の継承者であり、文化を理解しない社会の誕生は、やがて人間を理解しない社会へと変貌するのだと考えます。