地域鉄道についての現状を調べてみました。

 

国土交通省 より

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<地域鉄道の現状より抜粋>

令和2年度には新型コロナウイルスによる影響を受けた結果、全95社中93社とほぼすべての事業者が鉄軌道業の経常収支ベースで赤字を計上するに至っています。(参考:令和元年度には全95社中74社、約8割の事業者が鉄軌道業の経常収支ベースで赤字を計上) 2つ目の図の右下の円グラフ

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問題が山積しています。

(1)トンネルの耐用年数超 約37%(60年)

(2)橋梁の耐久年数超 約80%(40年)

(3)車両の耐用年数超 約86%(13年)

 

経常収支の悪化。

 

鉄道の維持費用に、膨大な経費が必要となります。国土交通省さんは、これまで何をしていたのでしょうか?何十年と議論してきたはずです。

 

   ↓

 

全て自治体に丸投げでに見えます。

 

プレジデント より

  ↓

 

残念ながら分析が甘いと思います。現状では、この国の鉄道が衰退しているのは明らかです。近年では海外への売り込みも失敗続きです。(中国に負け続けている事実は認めるべきでしょう。強力なライバルです。)さらには、カーボンフリーという世界的な流れもあります。

 

思っていた以上に鉄道事業が悪化しています。リニア新幹線などと浮かれている場合では無いでしょう。足元が危うい。

 

ロイター

   ↓ ちょっと古いですが、、

 

完全に退路を塞がれた感じがします。(2022年時点ではもっと増加しているはずです。(工期が伸びている。原材料も値上がりしています。))コロナ禍は完全に想定外だったと思います。

 

Jetro

  ↓9月20日~23日 ドイツで国際鉄道技術専門見本市が開催されます。

 

カーボンフリーに伴った技術が競われると思います。(水素、EV)現職の国土交通省の大臣は、斉藤鉄夫氏です。国会議員にしては珍しく工学博士です。wikiを見る限り有能な方のようです。現地にはいかれるのでしょうか?

 

私の地元にもローカル線はあります。確かに無くなると困ります。後はコストとの兼ね合いになります。なかなか難しい問題です。国の財政も傷んでいます。地域が頑張るしか無いのでしょう。

 

道路も鉄道もという訳にはいきません。予算には限りがあります。厳しいですが現実です。