本日 放送大学のレポート締切日でした。

 

1学期は4科目履修しました。明後日最後のWeb試験があります。マークシートの記述ミスさえなければ問題ないと思います。

 

ずーとレポート三昧だった気がします。放送大学の場合、教科書だけでは不十分な事が多く。参考書は必ず購入します。(1教科で専門書2~3冊)既に必要な単位数は修得していますが、追加で6単位追加となるはずです。(1科目はダメです。そもそも授業で必要な海外のツールがまともに動作しませんでした。レポートどころではありません。授業を選択した自分のミス。)

 

毎年自分に何らかの成果物を作り出すように課題を課しています。特に教授から厳しい指摘が来ると嬉しい。〇A A B C まで合格ですが、〇Aを取ったからといって理解している保証にはなりません。余り嬉しくはありません。良く書けていますも嬉しくありません。

 

手厳しい評価が一番効果的です。自分の欠点をはっきりと指摘していただいた方が自分的には成長できます。甘い授業は好きではありません。学習に臨むこちらの態度も同様で妥協はしません。

 

とはいえ、今回も学ぶ事が多かったので収穫は多かったです。特に先行研究についてはかなり調べる事ができました。また、いい加減な勉強では到底クリアできない事も理解できました。

 

論文には作法があります。再現性が重要だからです。歴史があります。(学術出版物も同様です。)巨人の肩の上に立つ。重い言葉です。各国のどこにいっても通用する共通の言葉で、共通の文体で、共通のデータ取得方法を取る必要があります。(個人のひらめきで論文が書けるのは本物の天才でないと無理でしょう。)その作法に従う事が最低限のルールです。そうでないと、審査どころか、その前段階で門前払いなのも理解できます。

 

過去の先行研究と比較して、同じなのか、違うのか明らかにする。そういった作業を地道に続ける事になります。仕事をしながら社会人でやろうとすると、ずば抜けた才能を持った人にしか達成できない事も理解できました。また、見えてきたのが論文指導をする教授の大変さです。論文指導は、実験や考察の指導とは異なり、作法に合っているかが重要になります。筋の良さがはっきり分かれます。推敲には膨大な時間がかかります。授業の準備と学生の指導、、大変なお仕事です。(お師匠さんと同じです。)

 

英語が得意であれば、海外の大学がおすすめです。選択枝が広がります。

 

社会人が常に学び続けるのは当たり前の時代です。大学の定義も変化しています。世の中に必要とされる大学に変化するためには、市民レベルでの質の向上は欠かせません。発言には責任が伴います。根拠も必要です。常に勉強していないと、間違った発言につながります。そういった過ちには常に注意するようにも努力しているつもりです。そのためにも科学への理解は必要です。これからも学び続けます。

 

---------------------- おまけ -------------------

 

やっと学問の入口でしょうか。。。まだまだ先は長いと思います。若い頃に大学に通った人がうらやましいです。(若い頃に大学に勉強で通った事はありません。)21歳の時には職についていました。大学に行く余裕もありませんでしたから、会社を退職してから勉強をして学士の資格を得ています。(学費はすべて自分持ちです。)ただ、一番最初の仕事が技官だったので、大学院の特定の講座で仕事はしていました。

 

お金の心配をする事なく学べる機会が与えられている事は貴重です。(大学は遊ぶ場ではありません。)当たり前は当たり前ではありません。学習の場を設けてくださっている方には「ありがとうございます。」教えていただける先生方にも「ありがとうございます。」といつも感謝しています。現在の自分の能力の限界を知りつつ、学習を続ける姿勢が大切なのだと思います。