アメリカ合衆国国政調査局の資料をちょっと調べて見ました。

 

※:英語は良く判らないので、訳に間違いがあるかもしれません。

 

  ↓ アメリカ合衆国国政調査局

 

<人口編>

↓ 人口時計 右の人数が秒単位で増加します。

 

アメリカ合衆国 人口 約3億3千万人

世界      人口 約79億人

 

1位 中国     約 14.1億人

2位 インド    約 13.9億人

3位 アメリカ   約 3.33億人

4位 インドネシア 約 2.77億人

5位 パキスタン  約 2.43億人 (少数点第2位四捨五入)

 

<参考>

※:ロシア 約1.46億人

※:日本  約1.25億人

 

アメリカの人口は南部>西部>中西部>北東部 である事が判ります。

人口ピラミッドを見るとバランスが取れている事が判ります。

 

<経済指標編>

 

建設支出  減少              卸売在庫 増加


 

国際貿易 輸出、輸入とも増加      小売在庫 増加

 

耐久財受注  ​​​​​ 微増           住宅販売  微増
 
住宅建設 減少            企業在庫 増加

 

きりがないので、とりあえずここまで。

 

ざっくりみた感じでは、

(1)建設支出  右肩上がりでしたが、減少しています。GDPに直結する数値です。

(2)卸売在庫  毎月積み上がっています。

(3)国際貿易  輸出、輸入共増加しています。

(4)小売在庫  毎月積み上がっています。

(5)耐久財受注 増加しています。

(6)住宅販売  前月比では増加していますが、最近では減少しつつあります。

(7)住宅建設  減少しつつあります。

(8)企業在庫  増加しつつあります。

 

<全体に>

①アメリカ国内の企業在庫は増加しつつあり、今後の消費動向は減少に向かいつつあると考えられる。

②一時期の住宅バブルが落ち着いて、住宅着工数も減少、住宅販売数も減少傾向である。

 

とはいえ、まだ過渡期であり、住宅市場は大幅に改善したわけではありせん。

   ↓

 

 

①②より、今後アメリカ経済の減速が予測されます。消費は一段落したと考えられます。今後、物余り現象が起きそうです。(在庫過多=赤字)

 

Bloomberg より

  ↓ ここは最近の経済記事です。

 

全体的に、景気の先行きに不安を抱えていいます。多くのアナリストが景気後退について指摘しています。アメリカの在庫分が日本に回るという可能性も高く、日本に取ってはありがたい話もあります。(ただし、円安なので、、)

 

 

<おまけ>

日本のエネルギー状況

  ↓

 

Bloombergの記事も日本の厳しいエネルギー状況を伝えています。

 

(1)原発の稼働見込みゼロ。予備の原発も上手く稼動させていないため、故障が起きたらアウト!!さらには、設備が古く、故障する可能性が高い。

(2)日本の火力発電の主力は石炭であるが、古い火力発電所も含めフル稼働である

。一つでも故障したらアウト!!

(3)LNG在庫は当面は心配ないレベルであるが、今後のLNGの確保は政治的な理由により困難になりつつある。さらには、肝心のLNGの発電所建設については、九州電力が撤退を表面しており、計画が頓挫。(九州電力の社長の 池辺 和弘氏は、電気事業連合会の会長です。副会長も九州電力 早田 敦氏)→やる気ありません。!!

 

その将来性が危ぶまれます。

  ↓ 

地元の九州さえ安定であれば良いとお考えか?東京などどうでも良いと。

 

先日故障した、火力発電です。9号機

  ↓ 7号機(25万kW)・8号機(60万kW)・9号機(60万kW)(1号機~6号機は廃止)

設備が古いから故障して当然でしょう。片肺運転を実施しています。現在は、25万キロワット程度での運用で再開されています。修理には時間がかかりそうです。

 

実は、10号機(商用機)があります。 (ガスタービン)

  ↓

----------------- 抜粋 -------------------------

石炭をガス化し、高効率かつ環境にやさしいエネルギーを見出すため、石炭ガス化複合発電(IGCC)のパイロットプラント試験が1989(平成元)年から1996(平成8)年まで、勿来発電所の構内で行われました。
 その成果をもとに(株)クリーンコールパワー研究所が、実証機による運転試験を2007(平成19)年から2013(平成25)年3月まで行い、4月から当社が設備を引継ぎ商用設備(10号機)として運転をしています。(現在廃止)

----------------- ここまで -----------------------

  ↓ 

  ↓10号機の結果を元に三菱重工業が石炭ガス複合発電設備を作ってます。

2021年 4月19日に商用運転開始 52.5万kW

 

<ついでに>

姉ヶ崎火力発電所も前倒しで再稼働されていますが、、こちらは、LNGで発電します。(2021年 4月から5号機6号機が休止されていました。)今回は5号機だけ再稼働です。

  ↓ 1号機~4号機 廃止 5号機(60万kW)・6号機稼働(60万kW)

5号機・6号機ともに設備が古い。新1号機、新2号機、新3号機の稼働が待たれます。(2023年予定。)5号機のみ6月30日稼働。故障が起きなければ良いのですが、、老朽化している設備を稼働する事事態無理があります。

 

電力会社内部にも混乱が見られます。政府はまともな電力行政も出来ていないし。電力会社も事の重要性を認識しているとはとても思えません。もっとも、やる気を削いだのは政府ですが、、政府が何を言っても無い袖は触れません。

 

現場で必死に作業をしてくださっている職員の皆様。ありがとうございます。現場が一番エライ!!。社長は頭下げて回ってきなさい!!

 

今日はここまで。