事態は最悪のシナリオに向かっているようです。
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綿引氏が退任した事は致命的だと思います。
----------------- 時事の記事からの切り抜き --------------------
ここで問題なのは、新たに新任となった2人のバックグラウンドでしょう。
ファラロン/エリオット
★ファラロン
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----------------- 抜粋 --------------------
1986年に設立された資産運用会社です。大学の基金、慈善財団、年金を含む機関投資家及び富裕層のために資産を運用しています。従業員数は約200名。サンフランシスコに本社があり、東京、ロンドン、シンガポール、香港、サンパウロに拠点を有しています。・・・・・・・・・・・・
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★エリオット
↓ マネックスのサイトに事例が載っています。
エリオットは、アメリカの大手企業に対しても容赦なく要求を押し通しています。アメリカでは多くの大企業から恐れられている有名なアクティビストファンドです。
※:日本企業は海外のアクティビストファンドに取ってはブルーオーシャンだそうです。。恐ろしい。
↓ Bloomberg
5月26日の記事です。(この時点で2人が候補に上がっています。)
レイモンド・ゼイジ 指名委員会委員長、特別委員会委員
↓ 役員紹介が載っています。
所有する当社の株式数(2022年3月31日現在)
3,781百株
との記述があります。
この人の影響力は強力です。東芝が発表した「会社二分割案」に反対し、株式を非公開化をツイッターで提案しました。結局、東芝の案は潰されます。
↓ 3月18日付け
全文読めば判りますが(有料)ツイッターで会社と反対の案をつぶやいきました。
会社の方針と真逆の提案を堂々と行使できる所に恐ろしさを感じます。
結局、2分割案は撤回となりました。
↓ 4月8日
この時の特別委員会には綿引万里子氏も加わっています。
<今後>
経済産業省としても介入したい所でしょうが、今回は相手が悪い。日本のお役人では歯が立たないでしょう。ファンドの力の方が遥かに大きい。手出しできません。
詰んだ気がします。今後はファンドとしても株価は上げたいでしょうから、その方向のみに注力するでしょう。事業展開などはどうでも良いのでしょう。時期が来たら、TOBで高く売却という流れになりそうな気がします。それにしても、日本の三大重工業の一つが、こんな形で壊されるとは、、残念で仕方ありません。日本国政府が真剣に国益。国防を考えているのなら行動を起こすべきです。それが出来なかったら、文字通り国家の退場となります。