ウクライナの歴史や政治、文化について知らない人が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。そもそも海外旅行などほとんど行った事がありません。ウクライナ情勢は最大の転換点を迎えており、今月中に何らかの動きがあるのでは?とも感じています。(素人なので、間違った記述が多々あるかと)
外務省のサイトを見てみました。
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国内の7割強がウクライナ人です。内政に関しては記述の通りで、ヤヌコーヴィチ政権(新露派)の時の2014年ウクライナ騒乱が一つの契機になっていると思います。(100人以上市民が亡くなっています。)その後を引き継いだのがヤツェニューク首相。当時、外務大臣だった岸田首相が表敬訪問しています。(2014年)
↓外務省のサイト
2014年という時はクリミア併合が行われた年です。すなわち、ウクライナの南部の要衝をロシアが完全に抑えた年です。2014年クリミア住民投票の結果とロシアは言っていますが、元を正せばスターリン時代に、ウクライナ人を強制的に拉致、強制労働、強制移住。その後にロシア人が入植。増加したロシア住民による投票。歴史は繋がります。(スターリン当時の政策によって、ウクライナの人は700万人(300万人とも)の餓死者を出しています。)
第二世界大戦の独ソ戦の初戦、ウクライナはドイツ軍に支配されましたが、当初は彼らを解放者として歓迎しました。(後に住民は悲惨な状況下に置かれますが、、)それぐらい、ロシア人を嫌っています。心の底から嫌っています。
ポヤヌコーヴィチ政権がロシアに逃げ出した後に、ロシェンコ大統領が就任しました。この方お金持ちです。オルガルヒのお友達が一杯います。どちらかというと実業家というべきか。
外務省のサイトより
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大統領就任当時、日本からは安倍内閣総理大臣が祝辞を外務省経由で手渡しています。
この大統領の時代にクリミア併合がなされています。不凍港を手に入れ、ウクライナ南部の要衝を抑えたロシアの野望が今日の軍事侵略へと繋がります。当時のクリミアの首相はアクショーノフ。クリミア自治共和国(ウクライナ統治下)の最後の首相でもあり、ロシア配下のクリミア共和国の首相でもあります。
2017年にウクライナとEU連合協定が締結されています。
↓JETROサイト
この時期からEUとウクライナの貿易、人の往来が益々活発化します。
そして、ロシア軍による軍事侵攻。
軍事侵攻に至った理由は様々だと思いますが、ここまでの暴挙を許してしまった責任の一端はドイツにあると考えます。メルケル時代、ドイツはロシアとベッタリ外交をしていました。
元々、EUはウクライナやトルコなどに対してはとても冷たい対応を取り続けています。トルコもEUに加盟する為に様々な努力をしましたが、無視され続けました。ここまで来ると人種差別と言っても言い過ぎでは無い気がする。何処かに国境線を引いておきたいのでしょう。
それにしても、様々な要因があったのでしょうが、ロシアが軍事侵攻をする必要はあったのでしょうか?破壊的行為はロシア側に取っても損失が計り知れません。(ウクライナはハイテク国家です。)EUが団結するだけでなく、ロシアの内政も既に不安定になりつつあります。1万人といわれるロシア兵の死を国民にどう伝えるのか?下手をすれば失脚の恐れもあります。最大の強みである資源外交にも支障をきたしています。
外務省のサイトから見ると、現在、ウクライナの最大の貿易相手は中国です。ここ最近の中国政府の発言を聞いていると、混乱がみられます。中国にとってウクライナは重要な貿易パートナーのはずです。単純にロシアだけを支援するとも思えません。表向きはロシア支援を表明しながら、裏では真逆の事をやっていると思われます。(ロシアの弱体化は中国に取って好都合。)
貿易や技術供与の関係から見ると、ゼレンスキーは日本よりは中国に外交解決をしてもらいと言うのが本心でしょう。サハリン2の開発を続ける日本に、ゼレンスキーは見切りをつけたと言っても良いでしょう。(以前も指摘しましたが、欧米はとっくに逃げ出しています。)
恐らくですが、今後は、ロシア外しが起こるのは明確です。得をするのはアメリカ(中国)。LNGもアメリカから大量に、武器もアメリカから大量にヨーロッパに送られます。(他国も追従します。現在、アメリカの携帯型兵器は人気がありすぎて手に入りません。)これはアメリカにとっては特需。黙って手をくわえてみている訳がありません。レアメタルについても、欧州は国産化を加速しており、ロシア離れが明白です。アメリカはこれらを組み合わせて経済の起爆剤になるように政策をとるでしょう。
ウクライナという国は、技術大国(航空・宇宙・船舶等)・資源他国(希少資源の輸出国)です。この国の工業がストップすると、実は世界の半導体業界もストップしかねな程の影響力を持ちます。(その工場群もロシアの支配下で破壊されていますが、、)
それにしても、、日本の対応はお粗末です。(過去のロシアベッタリの政策が大失策であった事は明白。)
NHKより。
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アークティックLNG2もあります。経団連会長さん。。どうするんでしょうね。
JETROサイトより
↓ロシア・ウクライナ基礎情報
https://www.jetro.go.jp/ext_images/biznews/feature/ukraine.pdf
自動車産業も大打撃を受けます。輸出自体が難しくなるでしょう。たばこを大量に輸入していたとは、、知りませんでした。
日本国政府は、最低限復興の為の準備ぐらいはしておいて下さいね。2011年の時に日本に救援物資約150トンをフランスから成田空港に輸送したのは、輸送物機アントノフ225「ムリーヤ」です。今から出来ることリストぐらい作っておいて下さいね。できる限りの事をやっていおいた方が良いと考えます。日本もかっては戦争をしていた国ですから。

