細分化と分析すること | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルティングSの高野です。

 

 

経営分析を行う際に、現状の理解がとても重要になります。

 

基本は、入金の流れの細分化と、出金の流れの細分化です。

 

 

入金の流れは、

 ・客数

 ・購入単価(サービス単価)

 ・ターゲットの細分化(年齢、性別、購入・来店動機など)

 ・初回購入、リピート購入

  などです。

 

 

出金の流れは、

 ・仕入原価(もしくは販売原価)

 ・人件費構造

 ・固定費構造

 

などがあげられます。

 

 

業種業態ごとに内容も変化していくのですが、できるだけ細かく

できるかということになります。

 

 

次に、細かくしたものを、少し大きくして分析します。

ここでは、割り算を多用します。

 

 

 ・客単価

 ・客数のなかのの新規率

 ・生涯購入金額

 ・時間単価

 ・時間あたり人件費

 

など、時間との割り算なども交えて、分析をしていきます。

 

この分析結果から何を抽出して分析するのかということは、

コンサル自身の力になります。

力のあるコンサルは、本当に重要なことをピックアップできるわけです。

ご自身で分析したい方はまずは細分化してみてください。

今まで見えなかったことも見えてきます。