医療コンサルティングの高野聖義です。
診療報酬改定が発表されています。
事前の発表内容のように、かかりつけ医の制度強化をうたっていたます。
また、かかりつけ薬局制度の導入も発表されました。
改定の方向性は、あくまでも医療費をいかに抑制していくのかということに
なっていますが、短期間で効果を発揮させるのではなく、10年後、さらに
2035年に向けての改定だと言えます。
2035年の時代については、厚生労働省がビジョンを発表しています。
かかりつけ医の指導のもと、日本の医療をコントロールしていくということ
ですので、平成30年(2018年)、平成32年(2020年)と
さらにかかりつけ医の権限が強くなっていくと予測されます。
日本の医療はどうなっていくのか、これは医療業界だけではなく、
患者側の国民もしっかり理解していかないといけない問題です。
・今の医療費は、どんな医療にお金がかかっているのか?
・本当にドクターは少ないのか?
・国民皆保険制度は、なぜ世界的に評価されている制度なのか?
・国民皆保険制度が崩れるとはどういうことなのか?
実際、医療機関の経営者の方も理解されていないことが多数あります。
報道で知るだけではない、本当の理解が必要になります。
その上で、現在の経営をどのように変えていくのかを考える時代に入りました。
マイナス金利が及ぼす影響、景気が回復しない理由、人口減少、消費税が10%となる時代での
取り組み方など、しっかりとお伝えしていかないとマズイ時代です。
これから、日本経済は大きく変わります。
構造変化をしていくことになります。
その上で、今準備することは何かをしっかり考えていきましょう。
株式会社医療コンサルティング(http://www.iryouconsulting.jp/)