医療コンサルティングの高野聖義です。
組織化することは難しいことですが、人員数が増加してくると必要になることです。
医療機関において、人員が拡大していくことは常に生じることです。
忙しくなってくると、人員数を増加させて、組織運営をしなくてはなりません。
開業当初は、少ない人員数で対応できます。
開業当初から多くの患者数を確保することは難しいですし、患者数増加に対応するように
スタッフ数を増加させていく必要があります。
多くの人員数で運営を行うことが必要になってくると、組織化が必要となります。
隣の人が何をしているかわかる状態であれば問題ないですが、次第に管理が必要になります。
急に組織化を始めるとしても、難しいのです。
なにから始めるのかというと、
1.報告、連絡体制の確立
2.管理職の育成
3.仕組みの確立
というような順番になると言えます。
組織化ができていない場合、情報伝達がうまくいっていない状態が多いです。
最初に情報伝達環境を整える必要があります。
今は、紙からメールなどの電子媒体を活用することになります。
電子媒体の活用がポイントになります。
医療機関では、個人のメールアドレスを取得していない状況も多いのです。
個人のメールアドレスで対応しているケースもありますが、
やはり医院としてのメールアドレスは必要です。
セキュリティーの問題もありますし、各種設定が難しくなります。
メールの活用は、医院活動をテキストとして残すことができます。
また、返信ルールなどの徹底化により、管理することが容易になります。
まずは、テキストを残すという手段からスタートしていただきたいと思います。